人の性格や行動パターンがわかるDiSC理論とは?

DiSC(ディスク)理論は、コミュニケーション理論のひとつです。

主導型・感化型・安定型・慎重型の4つの軸から、人間の性格・行動傾向をパターンごとに分類できます。

 

婚活で出会った相手に

「なんでそんなこと言うんだろう?」「変わった人だな」「合わないな」

とストレスを感じた経験はありませんか?

しかし、相手の思考の原理や行動パターンを読み取ることができれば、関係発展にすごく役立ちますよね!

もちろん、婚活の人間関係だけではなく、広くビジネスや人材育成や社内コミュニケーションでも使われている理論です。

それでは早速、DiSC理論の4つのタイプを見ていきましょう!

Disc理論:主導型~高いリーダーシップ~

Disc理論:主導型(Dominance)

DiSC理論「主導型」の特徴と適切な接し方を見ていきましょう。

D:主導型の特徴

意志が強く、勝気でチャレンジ精神に富み、行動的で結果をすぐに求める傾向があります。

反対を押し切ってでも成果を上げるタイプです。

D型の方への適切な接し方

主導型は、結論重視で、周りと協調するコミュニケーションに関心が少ない傾向があります。

会話をする際は、過程よりも結論から話すようにして、細かいことは言わず、相手に任せるようにしましょう。

ひとことメモ

「次はこの店に行こう!」と交際をリードしてくれて、頼りになるアニキタイプですね。ジャイアンタイプともいう。

「え?相談なく決めるんだ」と思わずに、リードをお任せしてみましょう。

Disc理論:感化型~高いコミュニケーション能力~

Disc理論:感化型(Inflence)

DiSC理論「感化型」の特徴と適切な接し方を見ていきましょう。

i:感化型の特徴

仲間づくりが得意で、積極的に人と交流し、ムードメーカーの存在です。

感受性が強く、感情表現が豊かなところが特徴です。

iの人への適切な接し方

感化型は、周りからの評価を大切にするため、デートの提案方法や本人の気配りなどを含めて褒めることを意識するといいでしょう。

拒絶や、相手の同意を得られないことを心配されます。相手に興味関心があるというメッセージを伝えるようにしましょう。

ひとことメモ

オンラインイベントでは、i型の人は画面ごしでもニコッツ!としてくれるのですぐわかります。

成婚者さんのお茶会ではもらい泣きしたり、とっても感情表現豊か。

でもいざ深い付き合いになって、相手と真剣に話をするということは苦手かも。

Disc理論:安定型~高い協調性~

Disc理論:安定型(Steadiness)

DiSC理論「安定型」の特徴と適切な接し方を見ていきましょう。

S:安定型の特徴

安定型は、周りとの協調性を大切にします。

仕事は、我慢強くて最後まで粘り強くやり遂げるところが特徴です。

欲しいものは安定や安心できる環境。苦手なことは急激な変化です。

安定型の人への適切な接し方

安定型は、相手の不安に寄り添うコミュニケーションを求めます。

会話の際は「どのように」に焦点を当てて話をするといいでしょう。

ひとことメモ

日本人に一番多いと言われている安定型。

地味でコツコツ、大人しそうなイメージですが、実は成功している社長はD型ではなくS型の人が一番多いんですよ。

Disc理論:慎重型~高い分析力~

Disc理論:慎重型(Conscientiouseness)

DiSC理論「慎重型」の特徴と適切な接し方を見ていきましょう。

C:慎重型の特徴

物事の細部までこだわり、正確に進める傾向があります。

合理的・論理的に判断するところが特徴です。

データや事実に基づく根拠を大切にします。

慎重型の人への適切な接し方

慎重型は、感情に訴えるのではなく、相手が納得できる論理的な説明を大切にしましょう。

会話の際は「なぜ」に焦点を当てて話をするといいでしょう。

データや根拠をもとに説明すると意思疎通を図りやすくなります。

ひとことメモ

C型の人は情報収集命。殺し文句は「外には出てない情報だけど、あなたにだけ教えてあげる」です。

会員様では過去の成功事例とか、分析やデータを交えてお話すると納得され、婚活が促進されます。

Disc理論を応用できる場面

S型の私が、C型の夫に驚いた場面

私はSi型です(Sが一番高く、次に iが高いタイプ)。サポーティブで、明るい。いい奴だな!自画自賛。

夫はハイC型(Cが突出して高い)。データ収集大好き理系人間。PCを買う時に店員さんを質問責めにしています。

 

そんなハイCの夫のエピソードです。

結婚して間もないころ、近所の人と立ち話する機会がありました。

ご近所さんは夫に「ご出身はどちら?」と世間話で話題を振ってくれました。

ところが、夫の回答は

「出身地というのが、正確には難しくて。実は父親が転勤族でして、生まれは千葉なんですが、2歳で栃木に引っ越したんです。栃木で6年過ごしまして、次は・・・」

と、長々生い立ちを説明しだして、私もご近所さんも面食らってしまったときがありました。

帰宅後、「今の実家の居住地とか、適当に言えばいいんだよ。世間話なんだから!」

と、さんざん文句をいい、夫はふてくされておりました。

 

が、「正確に伝える」ということがC型の特徴なんですね。

彼自身は「自分にとっての心地よい伝え方」を相手にしてしまったわけです。

(相手もC型であれば、正確な情報が取れて満足したことと思います)

夫は今では、相手は自分と同じように、情報収集のために会話をしているわけではないということを押さえ、

空気を読んで相手に配慮したコミュニケーションを取れるようになりました(と信じている)。

まとめ

婚活では、初対面のたくさんの人たちとコミュニケーションを取っていくことになります。

その時、「合わない」「嫌だ」ですぐ切り捨てるのはすごく危険な傾向なんですね。

職場でもプライベートでも摩擦が多く、敵をつくり、ご縁の広がりを自分でつぶしてしまいます。

 

正確には診断テストが必要ですが、「私は〇型だな」「あの上司は〇型だな」と思い当たるのではないでしょうか。

DiSC理論の生かし方は「相手に合わせたコミュニケーションを取る」ということ。

相手は変えられない、自分が変わる、ということです。

 

自分がD型で相手がS型でしたら、一方的にデート場所を決めるのではなく、なぜそこに行きたいかを伝える。

自分がC型で相手がi型でしたら、「こいつ説明聞いてねー」と思うのですが、それでこの人はいいんだ、と思うこと。

相手と違うということを前提にコミュニケーションを取れていったら豊かな人間関係をつくることができ、婚活もとてもスムーズに進みますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

横浜の結婚相談所 婚活サロンブーケトスでした。

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