こんにちは。石塚です。
一番大事なデート、と聞くと何回目のデートを想像するでしょうか?
「やっぱり、真剣交際を申し込む時のデート?(デート4~8回目くらい)」
「なんといっても、プロポーズでしょ!」
そう思ったあなたは不正解!
(節目デートは大事だけどね)
実は・・・
・・・
・・・
一番大事なのは、「初デート」なんです!
「真剣交際を申し込む」「プロポーズ」のデートでは、気持ちが大きく進むことがありません。
なぜなら、真剣交際に入るときのデートは、相手のことがもう好きだから。
同様に、「好きじゃない人にプロポーズされてびっくり」ということもありません。
プロポーズのころには、すでに相手が大好きでこの人と結婚しようとお互い気持ちが固まっているもの。
デートを何回も積み重ね、結婚後の生活も何度も話し合い、早い人では親に紹介したあとで「プロポーズ」ですからね。
もう、そのころにはお互い好きだからデートはグダグダでも、カミカミでも、予期せぬ嵐でも、渋滞でもいいんです。
好きな人と一緒にいられるだけで、うれしいから♡
だからこそ、「一番大事なデートは?」と言われたら、「初デート」とお答えします。
初デートのタイミングは、お見合いから1週間後。
お見合いで1時間ほどお話しただけ、まだどんな人かもわからない。
そのあとのファーストコールでもちょっとしゃべったけど、緊張して覚えていない。
その週は、LINEでデートプランを数回やり取りした。LINEが来るとちょっとうれしい。
その程度のまだ何も始まっていない男女が、恋愛や結婚に向けて関係を作れるかどうかなのです。
価値観や感性のわからない相手、どういったらどう反応するかまっだ読めない相手。
お互い手探りで、ぎこちない初デート。
結婚の「け」の字は、何万光年先で「この人と結婚するかな」なんて想像つかない。
その初デートが和やかな雰囲気になって、お話が弾んで、「楽しい」と「また会いたい」って思うことってすごいこと。
何もないところに、火をつけるのだから。
まさに0→1よ。
重たい車輪を動かすことになったとしましょう。一番大変なのは、その車輪をぐっと前に押し出すこと。いったん回ればあとは、ころころ回転します。
車でも電化製品でも、最初の起動に一番パワーを使います。
この、0→1。
0が0のままだったら、何にも起きないのよね。
実際、成婚した男性に話を聞くと、
「初めて会ったときから、彼女に釣り合う男性になるにはどうしたらいいのか考えた」
「2回目のデートくらいで、好きな音楽の話をしていたときに、ふと、この人だなと思った」
と、初~3回目くらいに「この人かな」と心が動いた人が結構います。
鈍い人でも、5回目くらいに感じるらしいよね。
最初のデートが、すごく肝心。
真剣交際やプロポーズというのも、最初のぎこちないデートをお互い努力してクリアした成果なわけですから。
さあ、じゃあ最初のデートを頑張りましょう。
最初のデートは、食事のみ、2時間から3時間で解散としてください。お酒が入ればなおよし。
お互い都合が合えば、平日の夜にサラッと晩御飯をご一緒するのもおすすめ。
席は対面で向かい合うより、カウンターや90度角の位置に座るのがおすすめ。緊張が和らぎます。
高級でなくてもいいので、落ち着いてお話できる、席の間隔がゆったりしたごみごみしていないお店がいいでしょう。
予約ができればベターですね。
食べログを見て初めて行くお店より、行ったことのあるお店や、初デートはココと決めて何度も利用するのもおすすめ。
お会計は最近は割り勘派も主流ですね。でもまず、男性が払うよという姿勢を見せると女性はグッとくる人が多いですね。
そして、最後に大事なこと。
それは
「自分を見せる」
ということ。
恐れず自分を、見せましょう。自分を、知ってもらいましょう。
リラックスして、ありのままの自分で相手に接しましょう。
自分を見せることができて、それを温かく受け止めてもらえた。
それを「共感」といいます。
その時に、0→1が発生します。
共感なくしては、恋愛に発展することはありません。
ということでまとめると、初デートのテーマは「リラックス」。
結婚は生活です。できるだけ自然体な自分を意識して、ありのままのあなたの良さを知ってもらいましょう。