結婚相談所 婚活サロンブーケトス石塚です。こんにちは。
結婚相談所で活動がスタートすると、まず「お見合い」で何を話したらいいか気になりますよね。
会話には2種類のタイプあります。
「要件を伝える会話」と、「要件を伝えない会話」です。
お見合いではどちらを話したらよいでしょうか?
要件を伝える会話(意味がある) | 例:ケーキひとつください | 例:今日の議題は〇〇です |
要件を伝えない会話(意味がない) | 例:このケーキおいしいですね | 例:最近どう?忙しい? |
お見合いでは、「用件を伝えない会話」つまり、
意味がない、中身がない、オチがない、重要でない、結論を出さない、無駄話、いわゆる「雑談」をします。
逆に、意味のある、中身のある、オチのある、重要で、結論を出すための会話でしたら、「お見合い」ではなく「面接」ですね。
今日はどんな出会いが待っているんだろうとわくわくしながら行ったお見合いで、相手から「面接されている」と感じたらそれは、楽しいより「疲れた」「つまらない」と感じます。
面接になってしまうのは「雑談力」がないからです。
話が弾まず、話題がなくなって、「僕、転勤あるんですがついてきてくれますか?」と重要な話をしてしまう。
その結果、ますます気まずい雰囲気が流れ、楽しさや信頼感が醸成されないまま終わってしまう。
お見合いでは重要な話をする必要は全くありません。たった1回のお見合いで「相手を見極めなくては」と焦らなくてよいのです。重要なお話は今後デートを積み重ねていくうちに段階に応じて話していきましょう。
ですから、お見合いの目的は雑談を通じて相手と打ち解け「初デートにつなげること」。
「なんか、今日、楽しかったな、あれ、でも何話したっけ?」となんとなく楽しかった気になることができたら十分OKです。
お見合いでは相手にも好みがありますから縁がなかったものはしょうがありませんが、基本的にOKをもらってきてください。
お見合いでOKをもらえなければ、何も始まらない。何も進まない。それが婚活です。
中身のないダラダラとした雑談の中にも、相手の考えや人柄、価値観は十分に漏れ出ているはずです。
どんな話題もにこにこと肯定してくれたり、うなずいて話を聞いてくれたり、純粋な関心で質問してくれたりされるととてもうれしいですよね。
重要でない話である「雑談」ですが、場の空気を作り、相手と一気に距離を縮めるために必要な超重要なファクターです。
そもそも家族、友人、夫婦の会話も90%以上が雑談でしょう。
お見合いを通じて、雑談上手になってしまいましょう。
男性から、女性からそれぞれのお断り理由
お見合いのお断り理由で代表的なものを見てみましょう。
女性からのお断り理由 | ・一問一答の面接みたいだった。
・上司と話しているようで、恋愛が始まるイメージがわかない ・一方的に「俺」の話が続く ・早口、声が大きすぎる、小さすぎる |
男性からのお断り理由 | ・話が弾まない、盛り上がらない
・同い年だったけど、いきなり敬語なし ・自分への質問がない |
女性からのお断りの場合「楽しくなかった」という要素が強く、男性からのお断りの場合「女性のテンションが低そう」あるいは「礼儀正しくない」という要素が強いです。
一般的に、ぴーちくぱーちくの雑談は女性のほうが得意。話題があちこち飛びながら、楽しい雰囲気で話をするということを女性は重視しています。
一方男性は、「相手がつまらなさそうな態度をしている」ということを察知して気落ちしやすいと言えます。
お見合いでの会話を盛り上がるマル秘テクニック
雑談はオチがないので、「すべらない話」のようなトークスキルは必要ありません。誰でも上手になれます。
以下のことを意識してお話してみましょう。
1.話題はずるずる引き延ばそう
2.突然話題を変えてOK
3.一問一答ではなく、一問二答でボリュームアップ
4.相手をほめよう。「すごい」「さすが」は使いやすい。
5.いいですね~!で、共感の気持ちを伝えよう
6.否定や批判は絶対しない。絶対に。
具体的な婚活会話実例
【あと一歩の会話例】
女:「野球がお好きなんですね。中学時代のお友達と、今でも野球をされているとか」
男:「そうですね、最近はみんな結婚して集まれなくなってきちゃいましたが。プロ野球は見たりしますか?」
女:「いえ、全然」※BAD:一言で答えると、ここで会話が終わっちゃう
男:「あーそうですか。〇〇さんは休日はどんなことをされてるんですか?」※話題転換GOOD
女:「特に何も。趣味も特にないですから」
男:「え、趣味がないんですか?」※BAD:否定的・批判的に聞こえるかも
女:「ないですけど。。。」
男:「趣味はあったほうが人生楽しいですよ」※BAD:話題を変えたほうがいい
女:・・・
【盛り上がる会話例】
女:「野球がお好きなんですね。中学時代のお友達と、今でも野球をされているとか」
男:「そうですね、最近はみんな結婚して集まれなくなってきちゃいましたが。プロ野球は見たりしますか?」
女:「いえ、実は、全然わからないんですが・・・好きなチームがありますか?」※引き延ばしGOOD
男:「横浜出身なので、ベイスターズですね。・・・〇〇さんは休日はどんなことをされてるんですか?」※話題転換GOOD
女:「うーん。とくにこれといった趣味もなくて。趣味のある方がうらやましいです!」※一問二答&相手ほめGOOD
男:「あーそうですか」
女:「休日はのんびりしてます。あ、でも、これから、キャンプに行ってみたいと思って」※話題転換GOOD
男:「へー!キャンプ!いいですね!」※共感を示すGOOD
女:「ゆるキャン△、わかります?」
男:「ちょっと知らないです。何ですか?」※引き延ばしGOOD
女:「キャンプのアニメなんですけれど、それ見るとキャンプ行きたくなっちゃいます」
男:「そういえば、名前は知っているような。女子高生の話ですよね?」
女:「そうです!そうです!」
男:「面白そうですね。観てみようかな」※共感を示すGOOD
まとめ
お見合いでは「何を話そう」と緊張してしまいますが、話題は水のように次々と変わっていきます。構えなくても大丈夫です。
基本的にプロフィールに沿った質問をされますので、ある程度はまとめておきましょう。ちょっとしたエピソードがあるといいですね。
ニュースや流行の情報を取り入れておくのもいいですね。
お見合いでの雑談について理解いただけましたでしょうか?
「得意料理はなんですか?」と聞かれても、「は?何でそんなこと聞かれなきゃいけないの?」と思う必要はありません。単に雑談ですから。
適当にハンバーグとか答えておきましょう。
同様に「趣味は?」と聞かれても、「ガチな趣味」を答える必要はありません。単に雑談ですから。
以前していたこと、興味ある事、これからやってみたいことを答えてももちろんOKです。散歩、街歩き、友達とご飯、そんな感じでOKです。
雑談力を磨いて、お見合い突破していきましょう!