【結婚相談所の活動】3か月で結婚する方法・デートの全体構成

結婚相談所では、デート何回で結婚を決めるの?

婚活の目的は、結婚相手を探すことです。

結婚相談所での交際は3か月をめどに結婚への意思確認をいたします。週1回会うカップルで、12回~20回くらいです。

「早い!」と思われるかもしれませんが、逆にゴールがあり、決断を迫られるからこそ、真剣に会話しお互いを深く知っていくことができます。

10年交際して離婚した夫婦も・・・

逆に、10年お付き合いし1年で離婚してしまった夫婦も実はよくいます。「好き」ということと「結婚生活へ努力できること」「価値観やヴィジョン」「長い時間過ごす、生活を共にする」ことは違う場合もあるのです。

 

デート1回ごとが貴重な時間!1回ごと目的を持って向かおう

1回1回のデートを漫然と過ごさず、「今日はこんなことを質問してみよう」「今日は手をつないでみよう」と相手をよく知ったり、仲良くなっていくために目的をもって過ごしましょう。

デートで大事なのが「形」をつくること

さて、ここで大事なのが「形」を先取りするということです。

学生時代や職場の出会いであれば、「(1)日ごろから相手を見て好き・気になる」→「(2)告白」→「(3)デート」の流れですが、

婚活では「(3)デート」→「好きになる」→「(2)告白」の順で(1)がありません。

ですから、まだ好きじゃない人とデートするという状況になります。

ここを落とし込んでおかないと「婚活ってつまらない」と早々にリタイアすることになります。別に会いたくないから、とデートがフェードアウトすることになります。

職場でしか人を好きにならない人が、婚活の出会いが苦手だと感じてしまう原因はこれです。

あなたが一生独身であろうと、誰にも何の関係もないですが、「婚活するほか出会いがない」なら上記のことは腹に落とし込んでおきましょう。

 

「形」をつくり、「気持ち」が入るか確認する

友達じゃないのに友達みたいにふるまってみる、恋人じゃないのに恋人みたいにふるまってみる(プレ交際)、夫婦じゃないのに夫婦みたいにふるまってみる(真剣交際)という形の先取りになります。

いわば、「形」を先に作り、そこに気持ちが入るかどうかを後追いで確認していくのです。

年を重ねるほど、一目ぼれなどおきませんから、気持ちより「形」が大事だと覚えておいてください。

 

デートは大きく3つの構成に分かれる

恋愛は非常にパーソナルなものですから、「デート〇回目で必ずコレをする」というものはありません。お二人の気持ちを一番大事にしていきましょう。

初デートで盛り上がって真剣交際に行く方もいますし、プレ交際で3か月の猶予をすべて使いきる方もいます。

真剣交際から結婚のお話をする方もいますし、プレ交際中からどんどんお話して、真剣交際になった翌週プロポーズの方もいます。

といいつつ、平均的な王道が以下のパターン(回数)になります。

デート回数 目的 具体的なデート(週1回)
プレ交際前期

1か月目(初デート~3回目くらい)

打ち解ける、友達になる

 

・2時間くらいの食事

・食事+散歩、美術館、水族館など

◇確認1◇人としていい人だと思うか、話しやすいか、仲良くなれそうか確認しよう
プレ交際後期(友達以上恋人未満)

2か月目(3回目~8回目くらい)

素の自分を見せる、何でも話せるようになる

スキンシップができそうか確認する

・プチお出かけ4時間~半日程度

ドライブ、小旅行など丸1日一緒に過ごす

◇確認2◇素の自分を見せられる、異性として好きになれそうなら、真剣交際に進もう
真剣交際(1:1の恋人)

3か月目(4回目~)

結婚に向けて価値観をすり合わせる

・住む場所、働き方、お金、これからの人生でやりたいこと

・休日はほぼ一緒に過ごす

・生活を意識したデートも取り入れる

自宅デート、一緒にスーパーに行き料理をつくる、住む予定の街を歩いてみる、実家へ紹介するなど

◇確認3:プロポーズ◇

これからの人生を共に歩むために、さまざまな話をし、価値観や具体的な内容をすり合わせていこう。

一片の曇りなく、結婚を決意できたなら、プロポーズ!

◇確認◇の段階で、一度立ち止まって「気持ち」が入っていけそうか確認しましょう。

確認1の段階

生理的に受け付けないとか、コミュニケーションが取れない、会話が続かない、遅刻や変更などが多く人柄が信頼できない、どうも楽しくない。疲れると感じたら、そこで交際を終了しましょう。

いわゆるフィーリングが合わない、といことです。

寛容さは大事ですが、3回以上は無理に会い続ける必要はありません。

普通にコミュニケーションが取れて、テンポよく次のデート(3回目~4回目)に進めそうなら、お見合いの予定を新しく入れることはやめましょう。

 

確認2の段階

恋人としてイメージできない、将来一緒にいる姿がどうしても浮かばない、自分らしくいられない、長時間一緒に過ごして相手の嫌な面を見てしまった(不機嫌な態度など)、何回も会っているのに仲が進展しないなど。

 

女性の場合、物理的に近寄ってみてニオイを嗅いだり、ちょっと相手に触れてみることも大事です。

ここからは女性の気持ちは上向きになりますが、男性は下がってきます。いつまでも相手は自分のことを好きではないですから、流れに乗ることも大事にしていきましょう。

 

男性の場合は、あえて冷静になりましょう。女性からもデートのお誘いがあるか、LINEの返信や食事代の負担についてお返ししたい気持ちを感じるか、まじめな人なのか女性の人柄を確認しましょう。

ここからも尽くす一方だと、女性のわがままが歯止めがきかなくなる場合もあります。女性のわがまま→男性がブチ切れて終わるというケースも少なくありません。「よい関係性をつくる」ということを常に意識しておきましょう。

 

男女とも最初の印象、人当たりや表面的な魅力だけでなく、お互いの中身を見せ合う時期になります。

明るい人にも暗さがあるし、大人しい人にも芯の強さがあったり、多面的に様々な話題を重ねながら、自分も相手も触れ合っていきましょう。

親密な関係になるにつれ、自分自身の課題が出るときがあります。相手とも自分とも向き合い、進めましょう。勇気を出してぐっと踏み込むときです。

カウンセラーに相談してみましょう。

特に嫌でなければ、慎重になりすぎる必要はありません。「とりあえず」真剣交際に進むことをお勧めします。

 

確認3:プロポーズしたいか、受けたいか

一片の曇りなく、迷いなく「この人と結婚します!」と言える状態以外は、成婚退会はできません。

お互いの素や、生活スタイル、将来の希望など、何でも伝え合っていきましょう。夫婦生活の予行練習として、お互いのことを思いやりながら具体的に結婚のお話を進めていきましょう。

一人で生きるのではなく、二人で生きることの練習時間だと考えてください。

折り合いをつけていくことは大事ですが、相手に好かれたいあまりに言いたいことを言えないまま結婚してしまうのはよくありません

自分を大事に扱うことが、相手も大事に扱えることにつながります。もっと、相手に甘え、頼って、信頼していきましょう。

3か月で結婚する方法のまとめ

1,デート3か月で決断するという目標を持つ

2,デート1回ごと、目的を持って接する

3,最初は好きではない人とデートする

4,「形」をつくって気持ちが入るか確認する

5,各確認ポイントで自分の気持ちを確認する

 

いかがでしょうか。

ふわふわと軽いデートをしていた方には驚きの内容だったかもしれませんね。

ご入会者さんで3か月で結婚を決めるなんて、信じられないという方はとても多いのですが、

相手と時間を積み重ねるうちに自然に気持ちが決まっていく、気が付いたら「この人以外考えられない」という気持ちになっていることがとても多いんですよ。

まず、次のデートを大切に、相手と向き合ってみてください。

今週も、思いがけない出会いがあなたにありますように!

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