横浜の結婚相談所 婚活サロン ブーケトス 石塚です。
今日は女性向けアドバイスです。ある会員さんからのお悩み。
「石塚さん、こんにちは。
今仮交際中のA君ですが、初デートは日曜日にランチに行ってきました。
雰囲気のいいイタリアンを予約してくれて、お話もそんなに沈黙もなく、私としては楽しくお話できました。
話したことは、仕事とか、旅行とか、中学校の部活のことで、時々彼も笑ってくれました。
お会計も二人で3,000円くらいですが、彼がお支払いしてくれました。
そのあと、お礼のLINEをして、返信がきましたが、特に次の誘いはありませんでした。
またご飯行きましょうね、とLINEしましたがいいですね、という内容で、具体的な誘いはありませんでした。そこからLINEのやり取りが途絶え、すでに5日経ち、今週末は会えなさそうです。
私はまた会いたいと思っているのですが、どうしたらいいでしょうか?」
うーん。婚活あるあるですが、辛い状況ですよね。
率直にA君の今の気持ちを言うと、「特にまた会いたいとまで思ってない」。
あなたに興味、関心がない。もっと話したい、知りたいと思わない。共感、共通するものがない。女を感じない。今の段階では。
男性は、(ましては結婚を決意し、お金払って婚活している男性は)、どれほど忙しくても、気になる女性に会おうとするし、どうしているか気にかけているもの。
そこで、することは一つです。
「魅力をうんと高めて、また会いたいと思われる女になること」
そんなことわわかっとるわー!その方法がわからんのじゃー!という声が飛んできそうですね。
まあ、どうやったら彼から連絡が来るか、誘われるかとうんぬんノウハウを書くこともできるのですが、今日はちょっと違う角度からお話します。
結婚したいと思っている女子は、自分に興味ない男性を好きにならない
そもそも、あなたは、結婚したいのか?という話。
結婚したいと思っている女子は、自分に興味ない男を好きにならないんです。そんな時間ないから。
成婚していった人のインタビューを読みましたか?
「彼発信のLINEは一つもなくて彼は返信のみ。デートは全部私から誘って、段取りして、押せ押せでした。でも、相変わらず連絡はくれないし、3週間に1回しか会えないし、深い話は1回もしたことがないけれど3か月目に突然プロポーズしてくれました」なんて話が一つでもあったでしょうか?
たいていは『相手から来てくれた』風でしょうが。そして、おそらく相手も『相手から来てくれた、キッカケをくれた』と思っているケースが多い。つまり、お互い誘いあい、連絡を取り合う。なぜなら、お互い波長が合い、気にかかり、また会いたいから。
成婚していく人は、そういう相手を無意識で選んで受け入れていくのです。
そもそもそんなホイホイ人を好きにならないのに、たまに気に入った人は難攻不落?そこを内観してみましょうよ、という話です。
自分に興味関心を持ってない男性を振り向かせるのは、めちゃくちゃエネルギーと時間を要するじゃない。技術と経験もいる。「結婚したい!」と口ではいいながら、おおよそ結婚が遠そうな人に思い入れるのはなぜだろう。
「結婚しなくていい」願いがかなっている
ハッキリ言ってしまえば、心の奥底で結婚したくない。
「そういう男性にエネルギーと時間を遣っていれば結婚しなくていい」願いがかなっているじゃない?となるわけです。
遠い距離の人から「連絡来ないわぁ」なんてやっていたら、相手と向き合わなくていいから。
だから、自分の結婚についての想いを内観してみるのが大事。
親密になることへの恐れだったり、責任を持つことへの恐れだったり、子どもを産むことへの恐れだったり。本当は結婚が怖い、本当は今のままでいい、本当は親元を離れたくない、環境を変えたくない。
自分の思い通りに行きたいし、他人と協調しながら生きるのはまっぴらごめん。自分の稼いだ金は自分の好きなように遣いたいし、相手と相談しながら使うなんでヤダ。
あるいは父のようになりたくない、母のようになりたくない、自分の実家のような家庭をつくりたくない。結婚とはこうするべきだ、こうあるべきだ。
そんな結婚に対する縛られるような気持ちもあるかもしれない。
「結婚したくない」「結婚が怖い」その思いをごまかさず、しっかり受け止めてみたら?と思うのです。
「結婚したくない」と気づいて結婚相談所をやめていく人たち
ブーケトスでも、2年に1人くらいですが、
・「結婚相談所に入って、『結婚したくない』ということがハッキリわかりました。私は恋愛がしたいんです。(結婚という重い責任を伴うことは嫌だ)」
・「自分のやりたいことがハッキリわかりました。私は看護師になりたいから専門学校に行きます」
という人もいました。それはそれで素晴らしいことです。
うちは『自己肯定感をあげていこうぜ』というカウンセリングをするので、そこで自信をつけて(他者の期待に応えたり、社会規範にとらわれない)自分の生き方をキャッチする人もいます。
もちろん、単純な逃げかもしれません。でも自分が「今」そうしたい、と思う道を選ぶことが一番大事なのです。
若いうちに結婚を選ばないというのは、不利にはなるけれど、自分にとって「今」でないなら、婚活をやめてみるのもアリです。
恋愛テクニックを駆使して、相手を振り向かせた結果
石塚自身を振り返ってみても、私は興味があって二人で会ってみたいと思うのに、相手から興味を持たれず誘われず脈はないということはもちろん経験あり。
テクニックを駆使して、二人で会うことを取り付けたり、交際状態に持っていくことはできても、ふと気づくと、私自身は全然楽しくないし幸せでもなかったんですよね。
「会ってもらっている」という格下の立場、「相手がいつ離れていくかわからない」という不安。みじめで、萎縮して、不安でたまらない。
でもこれが結婚だったらマズイわけですよ。この楽しくない状態が一生続くわけですから。
そして「結婚しよう!」と、婚活を決意した時。
不思議とこういう脈ナシ男性に深入りすることなく、時間を無駄にせず済んだんですよね。
「連絡こねーか、ちきしょー。はい、次だ」とね。ほんと男って星の数ほどいるよね。
「彼以上の人とはもう出会えない」って10回以上思ったことあるからね(笑)
そして、心を開いて相手と向き合っていたら、自分に相応しい人が引き寄せられて勝手にやってくる。
アレ、こんなに結婚ってすぐ決めてくれるんですか?と驚くほどの簡単さで結婚できます。
自分は好きでも、相手が好きじゃないというのは、やっぱりお互いの波長が合ってないんですよね。
「身口意」の法則
身口意(しん・く・い)という言葉をご存じでしょうか?
やっていること(身)、言葉・思考(口)、心・意識(意)を一致すれば、やろうとしたことが成し遂げられる。
一致しなければ失敗するという教えです。
「痩せたい!」(口)と言いながら、「ダイエットは辛い」(意)と思い、ごほうびのおやつを食べる(身)。
「結婚したい!」(口)というものの、心の底で結婚を恐れ(意)、脈のない男性の連絡を待ち続ける(身)。
どちらも、身口意がバラバラの例で、人生でやりたいことがかなっていきませんよね。
身口意、一致しているかいつもチェックしていきましょう。
「私が好きになる人は、いつも誘ってこないんですよね・・・」という人で、ちょっと相談してみたいな、という方は単発婚活相談がおすすめ。