複数交際はしてもいい、の勘違い!
結婚相談所のブログなどでは「複数交際をしましょう!」と書かれていることがあります。
これを自己流に解釈しないことが必要です。
プレ交際中は複数交際OKの理由
出会ってから、恋人となる真剣交際に進む期間を、プレ交際といい、概ね1.5ヶ月以内の交際期間を差します。
IBJでも「プレ交際期間中は複数交際OK」としていますが、これは次のような例の場合です。
2月1日:Aさん、Bさんととお見合い成立
2月10日:Aさんとお見合い、互いに印象がよく、プレ交際に進む。
2月11日:Bさんとお見合い。でもAさんとプレ交際中だから、Bさんはお断りせざるを得ない?
→Bさんともプレ交際に進んでOKです。
まだどちらとも出会ったばかりで、どちらとも好印象の場合、一人に絞り込むことはできませんよね。
このような場合を想定して、「プレ交際中は他の人とのお見合いや交際はOKです」という説明になるのです。
複数交際をしてはいけない時
デート3回以上する相手がいたら、新たなお見合いはしない
「Aさんと、3回目のデートをしたのですが、真剣交際に進むかまだ決められません。
Aさんともデートを続けながら、他のお見合いをしたほうがいいのでしょうか?」
とご相談を受けることがあります。原則、NOです。
出会えた人と向き合う
真剣交際に進むかどうか判断するために、よりAさんとの時間を確保して会っていかなくてはいけないのです。
Aさんと3回目のデートが終了したということは、お見合いから4週間ほど経過していると思われます。
そうしますと、出会いから1.5ヶ月まであと2週間、デート2回ほどでしょう。
少なくとも(最後かもしれない)デート2回は、できるだけ長時間を一緒に過ごし様々なお話をしていきましょう。
逆に、さらに2回お会いしても踏ん切りがつかなければ、そこでAさんとの交際を終わらせてください。
1.5ヶ月以内にAさんとの結論を出してから、次の出会いに向かいましょう。
もっとデートできます!という勘違い
「プレ交際が3人から2人に減ったので、あと1人交際できますね!」と、
複数交際をしなくてはいけないと勘違いをする人もいます。
婚活の目的は「結婚」であって、常にデート相手がいることではありません。
”お見合い”そのものは成立しても、相手と信頼関係を作り結婚を決めることのほうが何倍も難しいのです。
まずは今交際中の二人のうち、どちらと真剣交際に進みたいか判断しましょう。
複数交際のメリット・デメリット
それでは複数交際のメリット、デメリットをまとめます
複数交際のメリット
・時間を効率的に使える
・比較することで、相性のよしあしがわかりやすい
・短期間に様々な人と触れ合うことで、自分自身の結婚観も磨かれやすい
・複数いることで、気持ちに余裕が持てる
一番は、時間の効率です。
次に様々な価値観、考えの方と短期間で集中してお会いすることで、相性の良しあしや、自分が結婚に求めるものが見えやすくなるというメリットがあります。
また複数交際することで気持ちに余裕が持てる人もいます。
複数交際のデメリット
・スケジュールが過密する
・焦りから、選択を失敗する場合もある
・相手や相手相談所に複数交際がわかる
・真剣交際に進みたいタイミングで進めない(違約金)
スケジュールの過密問題
デメリットの一番は、スケジュールの問題です。
交際初期は「週に1回から1.5回以上、マメに会う」ことが仲良くなっていく一番のポイントです。
当社では入会時に会員さんの休日のスケジュールを確認し、必ず週1回以上会えるようお見合い目標数を決めていきます。
焦りから、選択をミスする
恋愛が下手な人は、社交性のある人に飛びついてしまい、社交性は低くても人柄のいいお相手を逃してしまう場合があります。
次々と華やかなデートが始まり、浮ついてしまう気持ちにもなりますが、恋愛経験がない、迷いやすい、人を見る目のない人ほど、交際はじっくり進めることをお勧めします。
複数交際が、相手相談所にばれる
ばれても構いません。が、あなたがボタンを押した先に、仲人がひとつひとつ手作業で取り次いでいます。
交際中が進んだ方がいるのにも関わらず、大量にお申し込みをしてしまうと、交際相手と同じ相談所の方にも申し込んでしまう場合があります。
「この方、A子さんともう2ヶ月も交際中なのに、新しくB子さんにも申しこんできたわ。A子さんとの交際を迷っているのね。では、A子さんにもやんわり他の方をお勧めしよう。それにしてもちょっといい加減な人ね・・・」
と、あなたの評価や優先度を下げて、応援するのをやめます。
A子さんが本命だったのにも関わらず、軽い気持ちで「ちょっと他の人も見てみたい」と思った結果、本命からも信頼されないという結果になってしまうかもしれません。
真剣交際に進みたいタイミングで進めない(違約金)
真剣交際に進むときに、まだ実施していないお見合いがあり、お見合いをキャンセルする場合違約金が発生します。
出会ってすぐ真剣交際に進むならこのような状況も仕方ありませんが、すでに1.5ヶ月以上交際している場合は地味に気まずい問題です・・・。
「私と会っている間も、お見合い申し込んでいたんだね」に対するうまい回答がありません。
複数交際を利用して「結論先送り」すると、結婚できない
結婚できない方の一番大きな要因は、「結論先送り」です。
そもそも、婚活をしなくてはいけない”羽目”になっているのは、これまでも「結論先送り」にしてきたせいです。
・月に1度しか会わない”彼氏”に結婚の話を切り出せず、数年付き合った。
・結婚したい、彼女が欲しいと思いながら、「まいいか」と何もしなかった。
・結婚相談所に入会したほうがいいと思いながら、決断できず1年、年を取ってしまった。
自分と向き合わず、相手と向き合わず、問題と向き合わず「結論先送り」にしてきたせいで、いまがあるのです。
お一人お一人と、真剣に向き合って結論を出すからこそ、結婚につながる実りある交際ができます。
「もっといい人!」はいません。
「婚活は砂金探しだな」というTwitterのつぶやきがありました。
たくさんの砂の中から、運命の人を一人見つけなくてはならないという気の遠くなるような気持ちに、多くの人が共感していました。
しかし、実はそうではありません。
「理想の人」がいるのではなく、「理想の関係」を二人で作るのです。
幸せは関係性で決まります。どんな「人」ではなく、どんな「関係」か、なのです。
もっと他にいい人がいるはず!と思いがちですが、「もっといい人」は「もっといい人同士」で結ばれるため、1か月ごとに減り、1年ごとに激減していきます。
今、目の前で自分のために時間を割いて会ってくれている人、この人とよい関係を作ることが一番の結婚の近道なのです。
なお、半年で成婚される方の平均お見合い回数は4人~5人です。
平均的なプロフィールと性格の場合、4~5人と出会えば結婚までの関係性を作っていけるということです。
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【石塚あかり プロフィール】
大学卒業後、中学校の教員に。28歳の時失恋→体調不良で退職。
メンタルを崩したことをきっかけに心理学を勉強し、産業カウンセラーの資格を取る。
37歳の時半ばあきらめた婚活を本気で取り組み、39歳で結婚。
「自己肯定感」と「異性の心理理解」がポイントだと気づき、
出会いから婚約まで一貫してサポートできる結婚相談所を開業。
瞬く間に人気の結婚相談所となる。現在、横浜、銀座、小田原の3店舗。
しっかりもの長女体質、マジメでいい人、頑張り屋の恋愛下手に選ばれる。
アラサー・アラフォーの短期成婚が得意。
結婚は人生の一大事。責任をもって取り組みたいから少人数制。