東京・横浜・小田原の結婚相談所 婚活サロンブーケトス石塚です。
こんにちは。
いざ婚活を始めるときに、「どうやって相手を選んだらいいのか」悩みますね。
このとき、「恋愛」と「結婚」の違いを考えず、「美人!」「かっこいい」「タイプだわ」「ときめく」と10代や20代前半のような感情の動きで付き合うことを決めると・・・
結婚した後「こんな人だとは思わなかった」ということになりやすいです。
まさに、熱しやすくすぐ冷めてしまう。幸せな結婚を目指していたはずが、長期の結婚生活は「もうやっていけない」という心境になっては残念です。
失敗しない結婚相手の選び方をお知らせします。
それはずばり、「共同経営者」を選ぶ観点で選ぶことです。
結婚相手の選び方「共同経営者」を選ぶとは
結婚相手は共同経営者?ピンとこなかったあなたに、今日はたとえ話をします。
あるところに、二人のパン作りが大好きな子がいました。ジャム子さんとバタオさんです。
二人で、「いつか二人で一緒にお店を持ちたいね」といつも話し合っていました。
二人でパンの話をすると止まらず、楽しくて仕方ありません。いつしか、お店を持つことも現実味を帯びてきました。
ところが、共同経営するお店のイメージを話し合っていくうちに、二人は全く違うお店をイメージしていることがわかりました。
ジャム子さんは、フランス風のおしゃれなパン屋さん。材料にこだわり、高価格で、有名店になって全国に支店を持ちたい。そのためにには最初からおしゃれな店舗にしたいから銀行から借り入れても大事だわね。
一方、バタオさんは、地域に根差した、毎日安心して食べられるパンを作りたい。商店街に小さいお店をもって、毎日地域の人が買いに来てくれるような。まずは身の丈にあったこじんまりした店舗で、お互いの貯金で賄えるくらいのところからスタートしたい。
二人の話は全くかみ合わなくなり、相手がなにを話しているのかさっぱりわからなくなり、いつもギクシャクして、共同経営の話どころではなくなりました。
さてさて・・・みなさんの目からも、二人の共同経営はうまくいかない様子だとわかるのではないでしょうか?
では、なぜ、あんなに仲がよかったのにうまくいかなくなったのですか?その原因はお分かりですか?
「二人の作りたいパン屋さんのイメージが全然違うから」です。
結婚と恋愛の違いとは何か?
これが、恋愛と結婚の違いのたとえ話です。
「結婚と恋愛は違う」というお話をすると、「好きな人と結婚したい!」という視点から拒絶反応を示す人もいますが、「好きだけと結婚生活はうまくいかない」ということも理解する必要があります。
なぜなら、恋愛は目的が違っても一緒にいられるのです。一緒にいるときが楽しく、うきうきと過ごせるならそれだけで大変満足と幸せをもたらしてくれるものです。
結婚は目的が違うと、一緒にはいられない。「こういう家庭を作りたい」「こういう人生を送りたい」を相手と力を合わせて共有していく。それが結婚です。
逆に言えば、「二人の作りたい家庭のイメージが全然違う」なら、それはいずれ破局を迎えるでしょう。
ですから、二人が結婚を決める前には、「私たちはこんな家庭を作りたいよね」「私はこんな人生を送りたいよ」ということをとことん話し合って共有しておくことです。
まずはあなたの結婚観(経営方針)を具体的にしよう
とある夫婦は、双方とも仕事中心の生き方をしています。父も母も帰りが遅く、一家団欒はありません。冷蔵庫には冷凍食品がパンパンで、子どもたちはそれをチンして食べる生活。ですが、子どもたちは親が熱心に社会で働き輝く姿を見て、立派ないい子に育ちました。
一方、「家族がすべて!」と、家族を大切にし愛情をそそぐ人生を選ぶ人もいます。
また、いつも一緒に家族単位で時間を共有すること大切にする人もいれば、お互いの好きなことをすることを尊重する人もいます。
友人たちとの社交を大切にする人もいれば、友達はお互いだけという夫婦もいます。
どれが正しい、正しくない、普通だ、普通でないというものはありません。あなたがこうありたいと考えたことが正解なのです。
自分の人生を自分でマネジメントしていくこと
結婚相手は「共同経営者」を選ぶ視点で選ぶといいというお話をしました。
恋愛心理学でも、「好きという感情は3年で冷める」ということがよく言われています。
相手を「好きだ!」と感じる熱い気持ちと、「家庭の経営方針」についてとことん話し合う冷静さの両輪をしっかり回して、婚活をがんばっていきましょう。