横浜の結婚相談所 婚活サロンブーケトス 石塚です。
ハイスペック男性は「そつなく」「ミスなく」デートをこなすことに注力してしまい、気持ちを伴わないデートになってしまいます。
ハイスペックなのに、なかなか結婚できない男性
Kさん(30代男性)は、ハイスペック(高学歴、高年収)なのに、婚活がなかなかうまくいっていないということでご相談にこられました。
Kさんは大人しい性格ですが、清潔感もあり容姿も悪くありません。デートプランやマナー、会話などは全然合格点クリアの男性です。
デートも自分からお誘いし、相手に思いやりを持って接している様子がわかりました。
なのに女性とはなかなか親密になっていかず、フェードアウトも多いとのことです。
直近のデート相手も交際が終了してしまい、何が原因で交際終了してしまったか知りたいとのことでした。
ハイスペック男性の問題点二つ
彼女のこと、好きですか?
そこで、次のような質問をしました。
「では、彼女のことが好きでしたか?」
Kさんは即座に、「いや・・・そこまででは」との答え。
「好きではない女性との関係を発展させる方法を知りたいということですか?好きではないんでしたら、それ以上会わなくてもいいと思うのですが」
「うーん。。。もともとそれほど女性を好きになったこともないんです」
ライバルに「熱意」で負けている
「そこじゃないですか?
二つポイントがあります。
ひとつはライバルに負けてしまうということ。まず、Kさんとお見合いする若くて美人の女性なら、他のデート相手もいます。
Kさんとは当たり障りのない会話をしているのに、他の男性からは「好きだ、好きだ」とアプローチされたとしたら、女性はなびくものです。
あなたといても楽しくない
もう一点は、残念ですが、女性はKさんと一緒にいて楽しくないのだと思います。
Kさんは、デートをそつなく、ミスなく終えようとして、相手に気を遣いまくりの態度になっています。
それでは、女性もざっくばらんに冗談言ったり、本音を言ったりできず、気楽に楽しめないんじゃないでしょうか?
本音を共感し合えない関係であれば、壁を感じてしまいこれ以上親しくなるのは無理だなと思われます。」
高校野球は、なぜ感動するか?
そこで、高校野球のたとえ話をしました。
『技術や、パワフルさ、スーパープレイなど、見ていて楽しいのは圧倒的に「プロ野球」。
高校野球は、プロに比べたら10分の1レベルのへたくそ、足も遅いし、ミスもするし。
しかし、高校野球はプロ野球をしのぐ人気です。なぜ、そんなに魅力的なのでしょうか?
高校球児の、ピュアで一生懸命なプレイーーー
アウトとわかっていても最後まで走ること。負けだとわかっていても最後まであきらめないこと。ベンチ入りできない子たちが、声がかれるまで応援していること。
その一生懸命さに、涙なしでは見られないほど「感動」をするのです。
だから「うまい、下手」じゃないんです。「ミスをする、しない」でもない。
一生懸命さが、人の心を動かすんです。「感情(こころ)」で、人は動きます。
相手と仲良くなりたいという「熱意」がベースにあることが大事
婚活も同じです。こころが動くかの問題ですから。
どちらかが強く結婚を願ったり、交際を進めたいという熱意がないと当然ですが交際は進みません。
デートプランの失敗や、会話のまずさがあったとしても、それはマイナス10%程度くらいなもの。
最終的にはKさんの「自分への熱意のなさ」を察して女性は引いていくのだと思う。
しずかちゃんはのび太君を選んだんですよ。』
ということをKさんにお伝えしました。
なかなか女性を好きにならない場合はどうしたらいいか?
しかし、その一生懸命さが生まれるのも「この女性を好きだ」という気持ちがあってこそ。
そもそも恋愛感情を感じにくい場合はどうしたらいいでしょうか?
ハイスぺ男性は感情を理論で抑えがち
ハイスぺ・理系(特に男子校)・恋愛経験がない男性の多くが、「表情が変わらない」「目が笑わない」「何を思っているかわからない」、ロボットみたいな印象です。
多くは「感情が外に出てこないタイプ」です。
それが「外に出ない」のではなく、そもそも内側でも心の動きが弱い「感受性が乏しい」状態だと言えます。
この男性とのお話の中でも、「うれしい・楽しい」「傷ついた・つまらない・驚いた」という「こう感じた」という感情面のお話は出てきません。
「デートはお食事しました」「趣味の話をしました」など、『状況説明』に終始しています。
「感情」は育てることができる。感受性を豊かにしよう。
ペットを飼うと、子どもの教育に良いと言われています。
それはペットをお世話することで人の中の「優しい気持ち」がどんどん引き出され、優しい人に育つからなんです。
「気持ち」はどんどん育てることができます。
ハイスペック男性は、若いうちは仕事でも大変優秀です。それは、感情を押し込め、淡々と論理に従って解を出していくから。
感情のまま動いていたらそれは幼児ですし、「好き嫌い」で仕事していたら成果は出せませんからね。
ハイスぺ男性は、思考で感情を抑えて行動を律するということは大変長けていて、もう十分マスターできています。
人としてより成長するため、次のステップに進んでみましょう。
感情を抑えず、感受性を豊かにすることを日々の生活で取り入れていきましょう。
毎日の感動を記録に残そう
毎日の感動が少ないという方には、1日1善ならぬ、1日1フォトをお勧めしています。
今日のできごとを、なんでもいいので1枚スマホカメラで撮影してください。
「ごはんがおいしい」「缶コーヒーに癒される」「夕日がきれい」。心の動きを気持ちとともに残してみましょう。
思考を抑え、感情のまま生きる練習
また、好きなことをしましょう!
ランチメニューで定食プラス1,500円で和牛ステーキに変更できる。食べたいな、と思う。普段ならお財布を考えて無しにするところを、「食べたい」と思ったら食べてみる。
お肉の味を味わう。塩加減、うまみ。おいしいなあと味わってみましょう。
デート相手に「奮発してお肉食べたんです!めっちゃおいしかったですよ!」(大事なのは「!」です。)
なんて、目を輝かせて楽しそうに言われたら、いいなあ、楽しそうな人だなあと思われること間違いなしです。
感情を表現できるようになったら、恋愛感情も自然に湧いてくる
女性の恋愛ポイントは「共感」です。「感動を共有」することです。
同じものを見て「あはは」と笑い合う、おいしいものを食べて「おいしい!」と言い合う、映画を見て「あそこがよかった!」と言い合う。
このような共感を積み重ねて、「わかりあえる」「受け入れてもらえる」と相手のことを好きになっていきます。
上手に話を合わせる、ということではありませんよ。あなた自身が、心の底から「ああ、同じ気持ちだね!」と感じることなのですよ。
まず、自分の感受性を育て、自分の感情に繊細に気づけるようになると、相手の感情にも気が付け共感が生まれます。
共感を感じ合える相手と出会ったら、「あ、この子のこと好きかも」と自然に恋愛感情が湧いてくることでしょう。
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