横浜の結婚相談所　婚活サロンブーケトスです。

話がつまらない人の最大の特徴は？

会話の目的は二つある

会話には、「情報収集」という目的と、「空気感を共有する」という二つの側面があります。

話がつまらない人は、「情報収集」と「会話の空気感」のバランスが悪いと言えます。

情報収集が１０とすると、空気感は１くらいです。

話がつまらない人は「空気感」をつかむのが苦手

話がつまらない人の最大の特徴は「空気感」をつかんだり、やり取りをすることが苦手なことです。

会話を情報収集の手段だと考えており、正確な情報を受け答えをすることを重視してしまいます。

「空気読めない」とか、「行間が読めない」「冗談が通じない」とも言えます。

空気感のやり取りのある会話

次の例を見てみましょう。

山田さんが仕事を終えて帰ろうと思ったとき、同期の佐藤さんがまだ仕事をしていました。

「お！今日残業？まだやってくの？」

「イエーイ！！」

「お疲れ！」

「ウイーっす」

 

はい、これね。笑。

これが空気感のある会話です。

意味のない会話が大事！

返事に意味はないし、返事になってない。

情報収集０，空気感１０くらいですね。

でも同僚同士のふたりはちゃんと楽しい空気感をキャッチボールできています。

これはとても上手にコミュニケーションが取れているといえるのです！

互いの感情を共有しあうことが「共感」

二人の間で楽しいやり取りを通して、楽しい雰囲気を醸成し、楽しい感情を共有する。

楽しいだけでなく、うれしい、悲しい、苦しい、恥ずかしい、あらゆる感情を共有することです。

これが「共感」です。

恋愛には共感が大事とか、共感力という言葉もよく聞きますよね。

恋愛のスタートは「楽しい雰囲気」

楽しい雰囲気を作るということも、会話ではとても大事な要素です。

この楽しい雰囲気が出せれば、タメ口やニックネーム呼びにもスムーズに移行しやすいです。

「空気感」をつかんで、「空気」のやり取りをしましょう。

共感力をアップする練習問題

さて、お見合いで

「趣味はカフェ巡りです！」

と女性が言ったときの正しい応え方はどれでしょう。

 

A．カフェ巡りとは、1日何回も行くんですか？

B．カフェって喫茶店も含みますか？

C．どうしてカフェ巡りが好きなんですか？

 

はい、どれも不正解です。

「カフェ巡り」とは何ぞやと言葉の意味を理解しよう（定義づけよう）としてしまいます。

情報収集に重きが置かれ、「空気感」が後回しになっています。

左脳（論理）だけで反応し、右脳（感性）が働いていない状態ともいえます。

正解はこちら

では、正解をお伝えします。

「カフェ巡りです」

「いいですねー！」

以上。

またはへええーーと、目を開いて興味深々の目をして無言のうなずきを3，4回だけでもいいでしょう。

ふーーん、でもほおーーでもいいです。

言葉の意味はぼんやりでいい

カフェ巡りって、何だろうという左脳の理解はワンテンポ後。

「ガチのレビュアー？1日3件はハシゴし、独自のレーザーチャートを作ってるのか。」という疑問解消はあと。

情報収集は後。

共感が先

まずは、共感をワンクッションいれることです。

「いいですねー」「すてきー」とか、「わかるー」とか「いいよねー」「はあ」「へー」「ほう」です。

まず、相手の「〇〇が好き」というきもちを受け止めるところがスタートなんです。

カフェ巡りが好きなんだね。

あなたのきもちをキャッチしたよ、と共感を示すことが第一歩。

共感してから話を広げる

その空気感を出してから、質問して話題を広げていきましょう。

彼女が話始めるのを待ちましょう。おそらくはカフェ巡りについて、話始めてくれるでしょう。

話さなければこちらから「最近いいカフェあった？教えて？」と質問していきましょう。

最終問題。これができたらコミュ上級者

さて、最後の練習問題です。

 

デートで、ぶらりと雑貨屋さんに入りました。

可愛いお弁当箱や、おしゃれなマグカップがセンス良く並べてあり、店員さんたちも気持ちよい接客をしてくれています。

何も買いませんでしたが、楽しく見物をしてお店を出ました。

そこで彼女が言いました。

「今の店、なんかよかったね。」

はい、なんと応えるのがよいでしょうか？

 

A．お弁当箱、かわいかったね。

B.センス良かったね

C.店員さん、感じよかったね

コミュ上はなんと応える

答えは。

はい、おわかりですね。これも、どれも不正解です。

正解は

「ね！」（笑顔で）

「うん、よかったねー(*´▽｀*)」でもいいでしょう。

共感ファーストでしたね。

言葉で反応すると悲劇が起きる

何が良かったのか推測してそれを外した場合、こういうことが起こります。

「今の店、なんかよかったね」

「センス良かったね」

「あー、そうじゃなくって、センスは私好みじゃないけど、すごい店員さんたちが仲良くてチームワークがよかった。

感じいいお店だなーと思って」

共感が生まれない

推測を外してしまうと、

「そっちじゃなくて」

「なんか会話の方向性がずれるな」

「いちいち否定しないといけないって、わたしやな感じだな」

と合わないなと思われてしまいがち。

共感が生まれません。

人の感性はオリジナルで、わからないもの

そして、人の「いい」と思ったポイントって全然わからないですよ。

ヤクルトファンの方に聞いた優勝の理由は

「村上様です！」「チームワークっす！」「ヤクルト1000のおかげです」

と、人それぞれでした。笑。

言葉で反応すると間違える

たいてい予測は外れます。

「そうじゃなくって～」からいちいち気持ちを説明するのがめんどくさくなって、会話が途切れがちになる。

「ハトがいますね」「そうですね」のような当たり障りのない会話に落ち着き、沈黙のループののち解散になってしまうという悲劇がおきます。

”きもち”への共感は間違いない

でももし、お店をいい気分ででた彼女の”きもち”に共感することができていたら。

「ねー！」と彼女の気持ちに共感していたら、そこからまた会話が弾むのです。

 

「お店の人の仲のよさなんか、僕全然気づかなかったよ～。〇〇ちゃんって、周りのことよく見てるんだね」

「そんな(〃´∪｀〃)ゞ。」

と、仲良くなっていく会話ができますね。

まとめ「非言語」を大事にしよう

話がつまらないと思われている人は、共感を示すことが苦手です。

共感を示すには、言語情報ではない、笑顔、うなずき、アイコンタクト、などがとても大事です。

意味のない、言葉のない非言語の会話を大いにしましょう！

笑顔で「ねー！」「だね！」「いいねー」「うんうん」の相槌たちが最高に効力を発揮します。

共感を示せるようになるだけで、あなたは最高に会話が楽しい人になりますよ！