自己肯定感が低い人の恋愛相談例
「あかりさーん。会話は楽しくできて、いい人だと思うんですけれど、ちょっと気になるところがでてきちゃって。
私が仕事でちょっと落ち込んでいるって話をしたけれど、へぇーって感じでほぼスルーされたり。
食の好みも、私は甘いものが好きなんですけれど、甘いものが嫌いらしくて、合わないなあーっと思ったり。
どうしたらいいでしょうか??」
ある女性会員さんからのデート報告です。
みなさんもこんなお悩みありませんか?
いいなと思ってデートを重ねてきたのに、デート3,4回目くらいであれもいや、これも気になって交際を終わらせる。
それがあまりにも続くなら、ご自身の自己肯定感の問題が潜んでいるかもしれません。
自己肯定感が低い人は完璧主義!
実は、自己肯定感がないと、自分自身も完璧主義ですし、相手に完璧を求めるようになってしまうんです。
上記の例では、
・話をしっかり受け止めてくれない
・自分と同じ、甘い物好きではない
ということから、
「この人とは、この先お付き合いしてもいい関係になっていかないんではないか」
「もし結婚しても、良い関係にならないのではないか」
と悪い予測をしてしまうんですね。
その不安は、自分が作り出した「きっと私の未来は、結婚生活は困難が待ち受け、悪いものになる」という妄想でしかありません。
信頼した人から裏切られる、親密になったら傷つけられる、愛する人はみな去ってしまう、誰からも愛されない、という妄想です。
愚痴を話をしても夫から冷たくされたり、食の好みが合わなくてけんかになったり、我慢したり、苦痛の結婚生活を想像してしまう。
ですから、その不安を刺激しない完璧な人を求めることになります。
しかし、不安を生み出すのは相手ではなく、自分自身ですから、結局は相手を変えてもあの人もだめ、この人も合わない、と出会いを繰り返すことになります。
そして、「話をちゃんと聞いてくれる人にしよう」「甘い物好きな人にしよう」と本質ではない謎フィルターが一つ増え、ますます出会いを困難にしていきます。
自己肯定感の高い女性はこう考える
さて、自己肯定感が高い女性でしたらどう考えるでしょうか。
「ま、いいかー。なんとかなるでしょ」
「そうなったら、なったでしょ」
ということになるんです。
愚痴をスルーされちゃったら、「聞いてよー」「へーって反応それだけかい!」って突っ込んじゃう。
甘い物嫌いなら私だけデザート頼んじゃう。
時にはケーキの有名店もつきあってもらうけど、あなたはコーヒーだけ飲んでればいいわよ♪
そうなったらなったで、別にいいか、という考え方です。
自己肯定感が高ければ、どんなことが起きても「ま、なんとかなるか」で乗り越えてしまえるんです。
結婚への不安を取り除く唯一の方法
それでは、結婚生活への不安を取り除く唯一の方法をお伝えします!
それは「結婚しないこと」です。
結婚生活をしなければ、結婚の失敗もないし、傷つきもしないし、去られもしないし、我慢もしなくて済みます。
未来が悪くなりようがないんです。
え?
もうやってる?
実際、結婚されていないんですね!
ということは、結婚をしたくない、傷つきたくないという本当の望みがかなっているのかもしれませんね。やったー!
・・・ちがうって?
とある婚活カウンセラーからは、「あなたそんなに独身でいたいなら、いたら?」といじわる言われるそうですよ(笑)
不安は「センサー」の役割
さて、いじわるいうのをやめてみます。
カラダの病気やケガから来る痛みはセンサーの役割があります。
ここが悪くなっているから、無理せずに休養せよ、動かすなということを脳に教える役割があるんですね。
同じく、あなたが生み出してしまう「不安」もセンサーの役割があります。
つまり
「これ以上親密になったら、また失敗しちゃうよ」
「また、元彼のときみたいに裏切られるよ」
「また傷ついちゃうよ、そろそろ引き返した方がいいんじゃない?」
と。
あなた自身を守ろうとしてくれているのです。
しかし、その「不安センサー」もういらないんだけど・・・
いまデートしている人と勇気をもって次のステージにジャンプインしたいんだけど!
そんな節目がきたら、「自分の怖れ」と向き合ってみましょう。
「怖れ」との向き合い方
まずは、自分の中の「怖れ」と向き合ってみましょう。
根底にあるのは相手との「親密な関係への恐れ」です。
どうして、そんなに怖いと感じてしまうのかは、あなたのこれまでの人生体験が大きく関係しています。
ある成婚会員様の実例
ある会員さまは、幼少期にお母様を亡くされて、親戚の家に預けられた経験から、
「父からも母からも私は見捨てられてしまった」
「自分の近くから、愛する人はいなくなってしまう」
と強烈に思い込まれていました。
ある素敵な男性と巡り合われましたが、デート3回目の時に、めまいに襲われてしまいました。
親密な関係になっていく段階で、精神的な「恐怖」が体に影響を与えてしまうほどだったのです。
また、ある女性会員様は、お母様が過保護で否定が多く、「自分は幸せになれない」と強烈に思い込んでいました。
入会直後は完璧を求め、「同世代、年収700万以上、近くの人」限定で申し込み、全滅したこともありました。
苦しい体験を消化しよう
カウンセリングでは今の自分の思考を作ってしまった体験を掘り下げてお聞きし、消化していきます。
お二人ともカウンセリングの中で、ご自身の思い込みと向き合い、受け止め、手放し、
きっと幸せになれる、と自分自身を信じて、それぞれご縁のあった方と結婚されていきました。
今となっては「なんであんなに怖がっていたのか」という想いでしょう。
思い込みを手放し、新しい思考プロセスを手に入れよう
「起きてしまった過去の出来事」ではなく、そこにどう向き合っていくかです。
お母様がお亡くなりになってしまったことと、未来で幸せな結婚生活が送れないこととは関係がない。
お母様が過保護であなたを否定され続けてきたことと、未来で幸せな結婚生活が送れないこととは関係ない。
大好きな彼氏に浮気されたからといって、男はすべて浮気するものとは限らない。
そういう思考プロセスを作り、強化していくことですね。
自己肯定感が高い人がよくいう言葉
自己肯定感のある人がよくいう言葉は
「ま、なんとかなるかな」
なんですね。
実際ね、ほとんどなんとかなりますね。
病気したり、貧乏になったり、会社が倒産したり、働けなくなったり、そんなことがあってもたいていなんとかなります。
死ぬこと以外かすり傷です。
そう思いますと、今日一日を「不安だ、不安だ」と悪い予測をしながら過ごすことと、
「なんとかなるか、なるようになるか」と先々のことを特に考えないようにして過ごすことと、どちらが幸せかなと思います。
さて、最初の話に戻ります。
課題は乗り越えるまで、何度も形を変えてやってきます。
今回の彼と嫌になっちゃった、と別れてももちろん結構ですが、
「愚痴を聞いてほしかった自分の切り出し方や、軽いノリがよくなかったかもしれない」
「甘いものを一緒に食べるということがそんなに結婚生活に重要なのかや、彼の好みを尊重すること」
と、自分マターとして、「より良い関係性をつくっていく」ためにできること、を考えてみてもいいかもしれないですね。
せっかく楽しく話ができる人と出会ったんですからね。
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【石塚あかり プロフィール】
大学卒業後、中学校の教員に。28歳の時失恋→体調不良で退職。
メンタルを崩したことをきっかけに心理学を勉強し、産業カウンセラーの資格を取る。
37歳の時半ばあきらめた婚活を本気で取り組み、39歳で結婚。
「自己肯定感」と「異性の心理理解」がポイントだと気づき、
出会いから婚約まで一貫してサポートできる結婚相談所を開業。
瞬く間に人気の結婚相談所となる。現在、横浜、銀座、小田原の3店舗。
しっかりもの長女体質、マジメでいい人、頑張り屋の恋愛下手に選ばれる。
アラサー・アラフォーの短期成婚が得意。
結婚は人生の一大事。責任をもって取り組みたいから少人数制。