横浜の結婚相談所 婚活サロン ブーケトス石塚です。
男性が結婚できない理由のダントツNo1は年の離れた若い女性を求めるからです。その状況と、理由をみていきましょう。
男性が婚活失敗する原因No1「年齢差」
男性の結婚できない理由No1は「年齢差」、つまり年下の若い女性を求めるから。
IBJ日本結婚相談所連盟より、2021年の9987名の成婚実績から『成婚白書』より、成婚者と相手年齢をまとめました。
相手女性のデータ(歳) | ||||
男性の年齢 | 年齢差 | 平均値 | 中央値 | 最頻値 |
25~29 | 0 | 28.0 | 28 | 29 |
30~34 | 2 | 30.4 | 30 | 30 |
35~39 | 3.5 | 33.5 | 40 | 38 |
40~44 | 4.6 | 37.1 | 37 | 36 |
45~49 | 6.4 | 40.3 | 40 | 38 |
50~54 | 6.7 | 45.0 | 45 | 45 |
相手女性との年齢差は、30代では3歳前後、40代で5歳前後です。
つまり、45歳男性であれば、40歳前後の女性とご成婚しているケースが多いのです。
芸能人のような10歳差、20歳差という成婚は実際にはほとんどないと言えるでしょう。
45歳、子どもがほしい男性の末路
先日の仲人さんの集まりでの会話。
仲人さんA:「今月入会した45歳男性が、『やっぱり子供が欲しいから34歳以下の女性がいい』っていうんですよ」
全員:「あ~・・・(苦笑)」
仲人さんB:「その人、かっこいい?年収は?」
仲人さんA:「年収500万、見た目は太ってはないのですが年相応です」
全員:「あ~・・・(残念なため息)」
仲人さんA:「どなたかよい女性はいらっしゃいませんか?性格はすごくいい男性なんですが」
全員:(全員、息をひそめ目を伏せ存在を消す)
仲人さんA:「ですよね・・・来月くらいに話をしてみるつもりです。」
と、小話風にしてみました。これは実際あるあるの会話なんですよね。
仲人さんは、来月どんなお話をするのでしょう。私だったらどう言うかシュミレーションします。
「45歳なら、おそらく38歳以上の女性でないとお見合いすら組めないよ。
気持ちはわかるけれど、子どもは絶対という考え方ですと結婚できるものもできなくなるよ。
子供は授かりものと考えて、まずはお見合い、交際のステージに行ってみましょうよ。
生涯独身はやっぱり寂しいって思ったんだよね?
それに10歳差ってけっこうな差よ。
55歳の女性から申し込みが来たらどう?会いたいと思う?自分なら、気持ち悪いって思っちゃうでしょ?
石田ゆり子レベルならいい?は?何言ってんの。眼鏡外せ!歯を食いしばれっ!このピー‐‐‐(以下略)」
おっと、脳内でついヒートアップしてしまいました笑
ついでに言うと、最近はみなさんブログやユーチューブで勉強されてから結婚相談所も探されているので、ここ1年ほど、こういう「若い女性がいいっ!」て駄々こねる男性に会わないんですよね。
そういうわけですっかりストレス耐性が落ちてしまった今日この頃です。
話がそれましたが、当該の男性、
「そうか、世間的には45歳から結婚して子供を授かるというのは当たり前ではないんだ。」
ということが腑に落ちれば、気の合う方と巡り合い幸せな結婚生活が送れるのではないでしょうか。
その先に、お子様にも恵まれるという幸せもあるかもしれません。
なぜ、若い女性と結婚したがるの?
子どもがほしい、若くて美しい女性が好きだという感情は人間としてすごく当然のことです。
家系は絶えてよい
本人が望んで子育てを体験したいという希望より、跡継ぎをつくるという目的から若い女性を望むというケースがあります。
足利家15代、徳川家15代。名家も15代で絶えます。
畏れ多くも、今上天皇は126代であられますが、天皇家の過去の歴史の中で養子を取ったり、家系の流れが兄弟や親族に移ったりされています。
始まりがあれば終わりがあります。
であれば、多少土地や家屋や会社や預貯金があるレベルで「跡継ぎ必須!」「長男だから」という考え方が偏っているのではないでしょうか?
もしくは親の意をくんだ、本人の思い込みという可能性もあります。
(実際、資産家の長男男性がおられましたが、相続順位のような計画が親族でしっかりされておりました。自分に子ができなければ弟、というような。ですので彼は34歳以下の女性ということにこだわることなく婚活ができました)
また、人口が減っております国で、地方の土地ほど価値が減っているものもありません。
「跡継ぎ必須」と、40代から婚活を始め、結婚できないのでは本末転倒です。
自分は「特別」だと思ってしまう
誰もが「自分は特別である」という感情や感覚を持っています。
ほんのわずかな可能性でもあるなら自分は当てはまるのではないかと考えてしまいます。
例えば、
「45歳のあなたと、気が合って、あなたに好意を寄せてくれている同世代のAさん」
と、
「たまたまお見合いを受けていただいた35歳のBさん」
であれば、結婚できない男性はBさんに行ってしまいます。
結婚できる男性は「結婚できる可能性の高いAさん」との縁を大事にします。
宝くじと同じ心理
実はこれは、宝くじやギャンブルと同じ。
300円払って、0円もしくは2000万分の1かで1等当選します。
ほとんど当たらないので買わないか、「もしかして」のドキドキ夢想することがおもしろくて買うかのどちらかです。
300円なら失っても惜しくない金額でしょうが、「一生独身」と「ほぼ可能性のない10歳年下女性との結婚」をかけているわけです・・・。
自己顕示欲を満たしたい
若い女性を望む男性に、『若く(未熟で純粋な)女性に、尊敬してほしい、自己顕示欲を満たしたい』という願望が隠れていることがあります。
また、心の底では「女性と向き合いたくない」という心理を感じることがあります。
自分の従順でいてほしい、上に立ちたい、自分の前で美しく機嫌よく笑っていてほしい。
その関係は、支配‐被支配といい、対等なパートナシップではありません。
ご本人自体が、支配‐被支配の上下関係しか経験がないかもしれません。結婚は対等な関係であるということを自覚しましょう。
47歳でパパになった男性はこんな人
アラフォー女性と結婚し、47歳でパパになった男性がお二人おられます。
お二人とも全く「若い女性がいい!美人がいい!子供が絶対欲しい!」という価値観と真逆のタイプでした。
内面が磨かれていて謙虚で人徳者。
「子どもが欲しい、ほしくないとは、男性の口からは言えないことです。女性に産んでいただくわけですから、女性のご状況に応じることになると思います」
ときっぱりおっしゃっていて、本当に感服してしまいました。
この話を女性会員様にすると全員感動。また、ハードルが高すぎたのか「私はそんな人と会ったことがない」と文句を言われる始末に笑
このお話を聞いてどうお感じになりますか?
45歳で、外見も内面も磨かず、ただ「若い女性がいい。子供がほしい」と言っている男性と勝負にならないですよね。
上記でお伝えした通り、実際は突出した魅力がない限り年下女性とのご縁組は難しいです。
また、若い女性を望む心理はあなた本心の願望ではなく、親や社会的な期待に応えたい気持ちかもしれません。
対等なパートナーシップより、上に立ちたい気持ちや、恋愛を夢見ているだけかもしれません。
40代は残りの人生の方が短いです。
悔いのない人生は?と考えてみるのもいいのではないでしょうか。人生はどんな経験をするかです。
できれば、あなたに家族ができて、いろいろありながらも楽しい人生になるといいなと思っています。