婚活サロンブーケトス 石塚です。こんにちは。
自己肯定感の低さの原因は?
恋愛相談では自己肯定感の低さにつながった原因を探っていきます。
多くの女性からお聞きするのが、元彼に言われたこと、やられたことがトラウマだという話です。
・元彼から『ブス』『デブ』『お前バカだな~』と言われた
・不機嫌になると怒鳴られたり、ため息つかれたり、モノに当たられたりした
・俺が怒っているのは「お前のせい」で「お前の考えがおかしい」と言われる
・俺が浮気をしたのはお前が魅力がないからだと言われる
・お前とのセックスがよくないと言われる
・会話を拒否されずっとゲームしていて無視される
さすが「自己肯定感」で検索してたどり着いたブーケトスのブログ読者さま。
こんなふうに精神年齢小学生のモラハラ彼氏に遭遇した率高いのよね!
もちろん彼が24時間こんな態度でしたら、好きにもならないし、付き合うわけないのですが、問題は
「彼は機嫌がいい時は優しくていい人なんだけど、不機嫌になるときの態度が度を越している」
というところです。
モラハラな人は不機嫌な態度を通して「お前のせいで不機嫌なんだ」「お前が俺の機嫌を何とかしろ」と無言の圧力をかけてくるんですよね。
好きになった相手でしたらなおさら「私が悪いのかな」と思ったり、「彼の機嫌を損ねたくない」と自分の意見を押さえてお付き合いする人も多いでしょう。
好きな人といて楽しいはずなのに、心は戦場のように張り詰めて息を殺して気を遣い続けて、メンタルはダメージを受けていきます。
本人は鈍感でモラハラ受けている自覚もない場合も多いんですけどね。
ここからの回復は意外と困難な道のりなんですよ。
不機嫌な人の対処方法
こういう不機嫌な人を目の当たりにしたり、彼がそういうモードの時はすぐ距離をおきましょう。
自分の機嫌は自分でとるものです。
つまり「不機嫌は彼自身の問題」ということです。
彼の機嫌が悪いのは、彼が自分をご機嫌にすることをさぼっているだけであって、あなたのせいではありません。
あなたが一緒に雰囲気にのまれたり、逆に無理に場を明るくしたりする必要はありません。すぐそこから離れましょう。
人間、悟りを開くまでいかない人々は不機嫌にならないことは不可能です。
横入りされた、最後の一個のケーキを目の前で買われた、お問い合わせの電話がつながらない、部下が今日もやらかしてくる、
もう「はっ?」「むかつく!」って刺激を受けてしまいます。
でもその不機嫌の種を、育てて増長させてはいけない。
「いかんいかん、こんなことでイラっとしては」
「今日はこんな日だな。コンビニでおやつ買って帰ろ」
「俺の部下だし、その程度だよな」
などと、すぐ心を持ち直して、不機嫌の時間を短く、自分をご機嫌にしていくことが大事です。
夫婦仲がよいとか、いつも幸せそうな人って、不機嫌の時間をすごく短くする技術に長けているんですよね。
モラハラ彼氏との出会い
さて、今回は大人気の石塚の黒歴史シリーズで。(誰も待ってない)
大学生の時、初めて付き合った彼氏のことを話しましょう。
5歳年上の社会人彼氏で、相手からの猛プッシュで求められ、私は一瞬でのぼせてしまいました。
大切にされて楽しかったのは一瞬。すぐに彼に合わせる辛く苦しい恋愛が始まります。
彼氏との会話はこんな感じ。
「おい、ブス」
「そういう呼び方、傷つくからやめて」(真剣に言う)
「怒った顔も可愛いよ!ブスにブスっていうわけないじゃん、このブス!」(←大笑い)
あ、書いていてめちゃむかついてきたわ。何が面白いかわからんよねー。なんでこんな低レベルと付き合ってたんだろう。
本人が嫌じゃなかったら、恋人同士の軽いじゃれ合いなんだけど、私はすごく嫌だった。
ブス、バカは当たり前、彼が主導権を握り、彼の連絡を待ち1日部屋で待つことも何度もありました。
でもこんな人と2年も付き合ってたんですよ。
その時の私の心理はこう。
「自分のこと「好き」って言ってくれる人はもういないかもしれない」
「私が好きになれる人はもう現れないかもしれない」
「『彼氏』がいるだけまし」
自分で自分がバカすぎて苦しい・・・。(あ、また自分のことバカって言っちゃった)
私に足りなかったのは一人になる強さです。
でもね、この関係を冷静に見ると、親との関係や子ども時代に体験した感情にそっくりなんですよね。
「自分はダメだ」「無価値だ」「愛されるわけない」
と、潜在意識で自分のことを思っていたから、その感情をより味わえるようにモラハラ彼氏との出会いがあり、交際していたのです。
まさに、人生は自作自演ですね。
さて、この関係がどう終わりを迎えたかというと、私に他に好きな人ができたから。
「もう会わないよ。あなたのこと全然好きじゃない。もう好きな人いるから♡」と言ってやったときは気持ちよかったです。笑。
ですが、私はやっぱりバカだったんですね。(あ、また、略)
この恋愛から学ぶことがなかった。
自分の感情だけにしか関心がなく「好き→好きじゃなくなった」ということしかわからなかったんです。
相手と深く温かな信頼関係を築くことや、そのために努力が必要なこと、自分自身を振り返ることがありませんでした。
こころの面でも、自分の恋愛のむなしさや辛さを味わうことなく、すぐフタをして、「なかったこと」で次の恋愛に向かいました。
ですから、そのあとも同じように「大切にされない恋愛」を繰り返してきました。
自分の「無価値観」を存分に味わせてくれる相手さまさま!
そういう人をわざわざ選んで好きになって苦しい思いして、その期間20年!
ようやく30代後半で自分の考えを手放すことができ、自分を肯定して、相手に敬意を払い、今の足下の幸せをかみしめるように感じることができたとき、
「幸せ」を存分に味わせてくれる相手と結婚できました。
安心してください。人間、修業期間を終えると、次のステージに行けます。
こんなにのたうち回った私でも、幸せな結婚ができました。
18歳の時の自分に戻って、毅然と
「私を侮辱するあなたとはもう付き合えない」
と言えていたら・・・。恋愛に依存せず、一人で立つことができていたら。
ごく普通に25歳くらいで結婚できてただろうな(‘Д’)
結婚相談所や自己肯定感という単語も知らずに、生きていたことでしょう。
私にとって必要な勉強時間は20年でした。
が、読者の皆様にはここから20年は必要ないよね!
繰り返すけれど、自分の考え方なのよ。心の奥底の潜在意識、自己肯定感を抜本的に変えた方がいい。
ああ、わたしのことかもしれないと感じた方や、自分では手に負えないなと感じた方は、ぜひカウンセリングにいらっしゃい。