相手との会話を和ませるコツは「上手に褒め言葉をはさむこと」です。

基本的に、男性は女性から褒められることはどんなことでもOK！

「なんでそんなこと言ってくるの？」と深読みされず、どんなことも素直に受け取ってもらえます。

「こういうことろが素敵だと思うよ」と、素直に思ったことを伝えていくのが一番です。

 

しかし、

・ありきたりの言葉、言われなれているだろうなというところ以外を褒めたい

・いい印象を残し、ライバルに勝ちたい！

・楽しいよ、素敵だと思う、とは伝えているのだけど、もう一歩刺さる褒め言葉で表現したい。

という方は以下の２つのポイントを押さえましょう。

１．相手の「こだわり」を褒める

人によってうれしいポイントはそれぞれです。彼は「何を」褒めてほしい（認めてほしい）のでしょうか？

彼がこだわっている点はどこでしょう？

何度も出てくる話、いつもより力が入っているなと思うポイントを観察しましょう。

 

例えば、

「お医者さまだなんてすごーい」とか

「ランニングが趣味だなんて素敵です！」とか

「〇〇君ってすごく優しいよね」とか

普段からよく言われている人にとっては、今更言われても感動はありませんよね。

誰も見抜けなかった、彼自身のこだわりを褒めることでぐんとあなたを印象付けることができます。

 

例えば、男性が「仕事を頑張った」というエピソードを褒めたいという場合。

・成果、結果

・困難やトラブルにも負けなかったこと（経過）

・自分だからできるクリエイティブな部分

・みんなと協力したチームワーク

・こんなチャンスを与えてくれた周囲の人や、会社そのもの

などなどご本人が誇りに思っているポイントがいくつかあります。

 

「こんな結果を出し、評価された」という話が重点的なのか、

「こんな結果を出してくれたチームのみんなに感謝」なのか

「今回のことで、こんな成長ができた」ことなのか

などなど、必ず重点的に語っている部分があります。

そのポイントをよく見ておきましょう。

 

２．相手の「コンプレックス」を褒める

婚活の現場で「一般的にマイナス」に受け止められる部分は、多くの方が承知しています。

・家事ができない

・実家暮らし

・趣味に費やして貯金が少ない

・友達がいない

・学歴が低い

・持病がある

・はげている

など・・・

 

それを逆手に、

「お仕事がお忙しければ、家事に手が回らなくても当然ですよ」

「実家暮らしで、ご家族を大事にしているんですね」

「趣味がある人っていいと思います。人生を豊かにしてくれますよね」

「私も一人で過ごすことが好きなタイプですよ」

「学歴は新卒以外は関係ないですものね」

「病気は人それぞれですし、病気との向き合い方が大事ですよね」

「髪の毛は男性ホルモンですからね。男らしいんですね(笑)」

と、プラスに転換して感想を伝えるといいでしょう。

 

褒め言葉以上に、自分のコンプレックスを受け入れてくれていると伝えることは大変相手は喜ばれます。

彼のプライド、価値観を知る、ということ

言われてうれしい言葉ランキング

うーん、よく観察しているんだけど見抜けない・・・という人は、こちらの方法を。

思いきり楽しい会話のさなか、冗談めかして

「恋人に言われてうれしい言葉ランキング」

「恋人に言われたくない言葉ランキング」

～パフパフ～と、話題に出してみましょう。

 

ある男性の言われたくない言葉ランキング1位は「使えない」でした。

相手の役に立ってない、と感じた時に一番プライドが傷つき、急速にモチベーションが下がるということなんですね。

この言葉は冗談でも、口に出してはいけないわけです。

逆に言えば、「あなたのおかげですごく助かった、ありがとう」と伝えると彼は輝くわけです。

こんなふうに、褒めポイントと、地雷ポイントを探して知っておくのは有利です。

悪用は厳禁！

ただ、もちろん、心に思ってもないことをお愛想でいうのはなしです。

相手に好かれたいがため、相手を受け入れているようにふるまうのは結局どこかで無理が来ます。

婚活は手練手管で相手を振り向かせることではなく、「お互い自然体で心地よい関係」を目指すもの。

結局は、他人を受け入れる力がなければ、他人と親密な関係は構築できず、婚活はうまくいかないということですね。

誠実に「あなたといい関係をつくっていきたい」と感じた時のみ、このテクニックを使ってください。