婚活サロン・ブーケトス 代表カウンセラーの石塚です。
人生で最も不幸なのは平均48.3歳!
人生に不幸のピークがあるという衝撃的なお話です。
世界的大規模で行われた「幸福度調査」で、人生の幸福度はU字カーブのように、50歳前後をめがけて下がっていき、そこを打った後再び上昇してくるとわかりました。
世界平均では48.3歳、日本では49歳が「人生のどん底」というデータということです。
まさにその世代にいる私にはよくわかるなあと。
50歳前後といえば、人生の理想と現実のギャップが顕在化する時期。
体力・気力も、ジジイ・ババアになってきたことが顕著です。
健康に自信があって軽くランニングをしていたような私さえも、今はホームの階段がつらいです(笑)
親の介護や死、子どもの教育や進路。
現役生活も終わりが見え、老後やお金の不安も考え始めます。
これまでの人生が「これでよかったのか」「こんなはずじゃなかった」という悩みと、
「これからどうなるのか」という不安で深い苦しみを味わう人が多いということでしょう。
実は、全然不幸じゃない人もいる?
しかし、近年の研究ではこの「人生のどん底」が全くない人、浅い人がいることがわかってきました。
第一は「お金」です
幸福度低下への対策の一つ目は「お金」です。
「高所得者層に属する場合、幸福度と年齢の関係はほぼフラットになり、50代での幸福度の落ち込みは観察されない」とのこと。
確かに、介護や教育はお金で解決できますし、経営者など高所得者がするレベルの仕事なら挑戦や失敗もあるでしょうが、それも含めて楽しく仕事している人がほとんどです。
世知辛いですが「お金は大事」は本当。
高所得者にならなくても大丈夫
でも、高所得者までにならなくても大丈夫です。
「中間層の所得者」の場合は、年齢とともにU字を描くものの、50代での幸福度の落ち込みは、低所得者層よりも小さくなっているとのことです。
中間層は、夫婦で世帯年収600万程度でしょうか。一般人でも頑張れるレベルですね。夫婦共働きで頑張ろう!
結婚が「どん底」を回避する!
その2が「結婚」。
パートナーの有無によって年齢と幸福度の関係が変わることが明らかにされています。
「結婚している人」は幸福度の落ち込みが小さい
分析によると、未配偶者と比較して有配偶者は40代前半から50代後半にかけて幸福度の落ち込みが小さいことがわかりました。
パートナーは「最高の友」が、最も幸せ
カナダ金融で働くグローバー氏とバンクーバー・スクールオブ・エコのミスのヘリウェル教授の研究によると
パートナーを人生を友に歩む「最高の友」と認識している場合、その効果が特に大きいことがわかりました。
よき相談相手となるパートナーの存在が理想と現実のギャップからくる苦しみを緩和し、幸福度の落ち込みを小さくしてくれるのだと考えられているとのことです。
若者は結婚したくない?
結婚の価値は「中高年」期にわかる
若い方の一部には「結婚にはメリットがない、コスパが悪い」というもあります。
若いうちはそういう尺度で見てしまうことも理解はできます。
しかし、結婚のプラスの面が顕在化するのは中高齢期に入ってからであり、結婚後にじわじわと幸せが感じられるものなのです。
1歳でも若いうちの方が相手が見つかる
一方、「結婚は1歳でも若いうちの方が結婚相手が見つかりやすい」というのは明白な事実でもあります。
社会人になってから、「子どもの頃もっと勉強しておけばよかった」と思うのと似てますね。
結婚の価値が本当に発揮される時期にはそうそう相手は見つからず、結婚の価値をわかってない時期に相手が見つかりやすい。
40代・50代の独身男性の「不幸度」が際立っている
別のデータですが、40代・50代独身男性の幸福度が最も低いとのことです。
確かに、人気お笑い芸人さんたちも45歳前後でバタバタ結婚される傾向があります。
当社でも45歳前後で「突然結婚したくなりました!」と入会される男性も多いです。
40代、50代男性会員さんの不幸度が高いのか、と衝撃でした。
社会的地位も高く、あまり愚痴も言われない方々なのですが、人生は辛いのかな・・・ふと切なくなりますね。
婚活で「最高の友」を見つけよう!
もちろん、何を始めるのにも遅いということはありません。
結婚したい、と思ったときに婚活をスタートすればよいのです。
幸せな人生のためには、パートナーは、美貌や、スペックなどではない。
パートナーは良き相談相手であり、「最高の友」になれる人という視点で、自分らしくいられてなんでも相談できるお相手をぜひ見つけてほしいです!
横浜の結婚相談所 婚活サロン・ブーケトス 代表カウンセラーの石塚でした。