横浜の結婚相談所 婚活サロンブーケトス石塚です。
せっかく好印象の人とデートを重ねたのに、ちっとも仲が進展せず、むしろ冷めてきた。運命の人ではないかも。
今日は30代男性、Aさんのこちらのお悩みから!
(※個人が特定されないよう脚色してあります)
石塚さんこんにちは。Aです。
2回目のデートの報告です。
前回につづき、さおりさん(仮名)の提案してくれた横浜のカフェに行ってきました。
落ち着いた雰囲気で、お話しやすく、気が付けばお昼の閉店時間までいろいろ話しました。
今の仕事のこと、学生時代のこと、バイトのこと、さおりさんの海外旅行の話など。
さおりさんもよく笑ってくれて、打ち解けられてきたかなと思います。
さおりさんが提案してくれるお店は高価なところではなく、僕が払うと何回もお礼を言ってくれて、さりげない気遣いができる点もすごくいいなと思います。
一緒にいると癒されて、優しくて、落ち着いて穏やかなところも、素敵だと思っています。
次回はもっと仲良くなって、真剣交際を目指したいです。
さおりさんと会うのが楽しみです。
石塚さん、3回目のデートに行ってきました。
今回もさおりさんが行きたいお店に行ったのですが、また横浜で、もしかして横浜から出たくないのかなと思いました。
(※注:Aさんは都内在住)
家事の話になり、お互い好きな家事苦手な家事の話をしました。すると、
「家事は分担をきっちり決めるより、臨機応変に考えればいいよね」
と言われました。
さおりさんは帰宅も20時頃だそうですが、僕は18時には家に着けるので、僕に平日の家事をしてほしいということなのかもしれません。
そう考えると無理かもと思いました。もちろん共働きですから、僕も家事をするつもりですが、平日毎日夕食づくりをするとは思いませんでした。
結婚観が違うのかな、と思いました。
なんだか会話もぎくしゃくしてしまって、僕も楽しいと思えず、盛り上がりませんでした。
次の予定を決めることなく、さおりさんも自分と会いたくないのかなと思いました。
この先どうしていっていいか、わからなくなってきました。
まずは現状把握!
ノリノリで交際していて、え?もう嫌いになっちゃった!
何があった?と思いますが、客観的には何も起こってないよね(笑)。独り相撲してるよ~ってことね。
1.まずは正しい現状把握をせよ
進むべき道がわからない時は、仕事と同様、問題解決手法で考えよう
<問題解決手法>
1.現状把握
2.問題の真の原因(真因)を見極める
3.問題解決に向けてできることをする
<現状把握>
・デート3回目、次の約束はしていない
・デートは横浜から出たくないと言われた→言われていない
・平日の夕食づくりをしてほしいと言われた→言われていない
・ぎくしゃくした、盛り上がらなかった→自分の感想
・価値観が違う→自分の感想
事実と自分の感想を上記のように分類します。
結論から言うと「二人は結婚観や今後のことについてほとんど何も話し合っていない」ということになります。
つまり、「互いに向き合っていない状態」です。
2.真因は自分に向き合えていないこと
互いに向き合えていない原因は、Aさんが自分自身と向き合えていないからです。
Aさんのように自分自身と向き合えていない方は、
「相手が乗り気だったら、自分も行く」
「相手が乗り気でない場合は、自分の気持ちが先に冷める」
という行動傾向があります。
「待ち」の姿勢は、相手も「待ち」になる
「待ち」の姿勢になるので、相手も「待ち」になってしまい、結局遠慮の仲から誰とも進展していかなくなります。
何回もデートしているのに、いつまでたっても近況報告程度しかしない間柄で終わってしまいます。
自分に向き合う、ということ
Aさんは、なぜ結婚したいのか。
Aさんにとって、結婚生活とは何なのか。結婚する意味は何なのか。
Aさんにとって、本当の幸せとは何なのか。
こういったことを自分自身と対話していくことが「向き合う」ということです。
例えば、仕事帰りに急いでスーパーに寄り、あわただしく夕食をつくり、さおりさんの帰宅を待つ。
出来のいい食事ではないが、さおりさんが、自分が作ったものをとてもうれしそうに感謝して食べてくれている。
それは、自分にとって不幸なことなのか?
家族の幸せを願い、支え合うこと。そのために行動すること。それは自分は望んでいないことなのか?
男が作るなんておかしい、という思い込みがないか?
自分の方が稼いでいるから家事は少なめでいいという傲慢さがないか?
逆に、料理は能力的に本当に無理であれば、どのようにさおりさんとの生活を成り立たせることができるか?
どうなんでしょうね?何度も言いますが、何が正しいということではないんですよ。
自分はどうしたいのか、ということです。
ここで自分と向き合って「自分は他人に与えるのは嫌だ。僕独身が向いてるじゃん」と気が付いて結婚自体を止めてもいいんです。
「妻が食事を作るべきだ」と思うなら、その考えを相手に伝えましょう。(100%嫌われると思うけど)
1.5ヶ月以内に真剣交際に進むか結論を出そう
問題解決に向けて
次に1.5ヶ月以内に相手を見極める目標を立てましょう。
デートの回数が重要
通常出会ってから、4回~8回は会いたいところ。つまり、週に1~1.5回会っていくことを目指しましょう。
物理的に会えない場合は、電話やZOOMのデートでも構いません。
デートの「場」を変えよう
3回目、4回目のデートは雰囲気を変えることがおすすめです。
・場を変える(カフェデート→散策、水族館、遊園地)
・昼→夜、夜→昼など
会話の「質」を変えよう
打ち解け期間が終わったと思ったら、自己開示をし、相手と向き合ってみましょう。「深い話」ということです。
問題の真因はAさんの「脳内」で一方的に相手の希望や結婚観を組み立ててしまっていることです。
この癖は人間関係を何度も台無しにするので、本当にやめた方がいいです。
「家事は一緒に協力してやるつもりだけど、正直料理が得意じゃなくて。
さおりさんの方が帰宅が遅いから、自分が夕食作れるか心配になっちゃった。
自分自身、結婚や家事について甘かったなと思ったよ。これからもっと料理も勉強したい。
さおりさんって、平日の家事についてどう思う・・・?」
と、自分の意見や考えと、お相手の意見や考えを聞いてみたらいいのです。
考えをすり合わせていくことが、結婚に至る婚活なのです。
やってみた
さて、Aさんに上記のようなことをアドバイスをして、さおりさんとの次のデートを取り付けてもらいました。
(好きすぎない状態の方が相手と深い話がしやすいんです)
そしてざっくばらんにさおりさんに上記のような話をしたところ、さおりさんは急に結婚後の話が出て、とても驚いていたようでした。
ですが、さおりさんも真剣に答えてくれました。
さおりさんは平日は食事も簡素でいいという考えで、Aさんが一汁三菜の食事を作るということをイメージしていたことも驚かれていました。
作り置きのカレーや、焼くだけ、ゆでるだけという話から、最新の「家電調理」のお話になり、さおりさんから「今度秋葉原に見に行ってみよう」という提案があったそうです。
お気づきでしょうか?
自分とデートするのに横浜から出るのは億劫なのかな?と思っていたのですが、それも解消されてしまったとのこと。
これはさおりさんが本当に「会いたい」と思っているから、されることですよね。
今回のポイントは「自分が自分自身に向き合ったら、相手も向き合ってくれた(相手も結婚観の話をしてくれた)」ことです!
「相手が結婚の話を切り出してくれない」「深い話をする雰囲気にならない」のは、あなた自身が自分自身に向き合っていないからです。
自分自身と向き合う過程で、自分のずるさ、弱さ、傲慢さ、身勝手さ、人間の小ささも目にせざるを得ないでしょう。
それを認めていくことが自己肯定感を上げるということでもあります。
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【石塚あかり プロフィール】
大学卒業後、中学校の教員に。28歳の時失恋→体調不良で退職。
メンタルを崩したことをきっかけに心理学を勉強し、産業カウンセラーの資格を取る。
37歳の時半ばあきらめた婚活を本気で取り組み、39歳で結婚。
「自己肯定感」と「異性の心理理解」がポイントだと気づき、
出会いから婚約まで一貫してサポートできる結婚相談所を開業。
瞬く間に人気の結婚相談所となる。現在、横浜、銀座、小田原の3店舗。
しっかりもの長女体質、マジメでいい人、頑張り屋の恋愛下手に選ばれる。
アラサー・アラフォーの短期成婚が得意。
結婚は人生の一大事。責任をもって取り組みたいから少人数制。