家族関係が、婚活に大きな影響を与えている?
今現在起きている問題は、育ってきたご家族との関係にその根元があることが大きく、カウンセリングではご家族関係なども注目していくのですね。
会社や友人たちとはそつなく感情をコントロールできるのに、いざ彼氏には不満爆発してしまう・・・。
「今の彼のココが気になるんです!」なんて話は、表面的なところは案外どうでもよくて、なんで「今」なのかな、なんでそこが怒りのフックなのかな、というところに注目します。
恋愛や結婚を通じて、自分自身が家族との関係を「やり直し」している場合もあります。
初恋は実はお父さん??
初恋は「父」・「母」
私たちが人生で一番初めに愛するのは、父や母です。
わかりやすく、ここでは娘(女性)と父親(男性)を例にしますね。(母親の場合も同じです)
幼児期のあなたは、心から父・母を愛しています
幼少期の娘は、父を心から愛しています。
ですが、父親が仕事人間で家庭に不在、子どもに無関心など、娘が望んでいた「恋愛」ができなかったとします。
すると娘はそこで「恋愛観」の成長をストップさせてしまいます。
彼氏=父親の代わり
こういうタイプは大人になると、年上の男性に憧れたりつきあったりと、彼=父の代わりとして、「恋愛」するようになります。
ですから、この時の恋愛は大変幼児チック。
幼い時の自分を満たしたいので、
「なんで、わたしのためにチョコプリン買ってこないのよう。あーん」
「なんで、今日は仕事で会えないっていうの?えーん、えーん」
と、とーってもわがまま。
しょうがないです。自分は、幼児ですからね。
自分は何をしなくても愛される「べき」であり、相手は自分を守る「べき」であるから、相手の弱さや頼りなさは受け入れられません。
彼氏に「育てて」もらう
しかし、人が成長するように、恋愛観も成長していくのです。
彼に「育てて」もらって、成長していきます。
わがままを満たしてもらったり、あるいは「わがままだ」と指摘されたり、「知性がない」「常識がない」などと嫌われて別れを告げられたりして、成長していくのです。
思春期的な恋愛
恋愛観は経験を経て、幼児から成長して、次は思春期的な恋愛に入ります。
学年の一番人気のイケメンサッカー部主将が、平凡な自分の内面の良さに気づいてくれて付き合いだす、みたいな。
ワクドキ&イチャイチャ♡
しかしそこはまだまだ若者。「ときめき重視」の恋愛をはじめます。
相手不在で恋に恋している、状態とも言えます。
成熟した大人の恋愛へようこそ
そこから恋愛観も成長しますと、成熟した大人の恋愛になります。
「実らなかった」初恋の結果は実は??
ふと気づけば、父親も定年して、弱弱しい老人になっていますよね。
幼いころの自分がほしかった「愛情」ではなかったかもしれませんが、社会人になり、親の愛を今になって受け止めることができるかもしれません。
子どもに関心の薄かったお父様だったとしても、働き続けることでずっと家族を守ってもらっていたんですよね。
もしくは離婚したり、働かなかったり、DVだったり、家族を捨てたお父様もいるかもしれませんが、親も親の人生があり、その弱さも、事情も理解できる年頃ではないでしょうか。
当時はそれが親の精一杯であったと・・・。
親なりの器で精一杯で自分を愛してくれたのかな、と感じることができたら、「大人になった」ということです。
「自立」したあなたが、何をテーマに生きるか
幼児期の親への愛への葛藤を自分なりに消化でき、思春期時代にしたかった憧れの恋愛も一通りやってみた。
次は、自立したあなたが「自分の人生を生きていく」というフェーズになります。
「自立した自分」が「自分の人生のテーマや目的」に沿って、それを分かち合える相手が欲しいと思い、結婚したいと思う。
・・・ここが婚活のスタートなんですね。
この状態で婚活始めたら、大変順調なのかなと思うんです。
私の恋愛観、幼児期止まりかも?
でもね、ろくに恋愛してこなかったり、親密な関係を築いてこなかった人もいるでしょう。
彼氏はいたとしても、実は恋愛観幼児期止まりって人もいるんですよね。
「相手が〇〇してくれなーい!」という気持ちが芽生えたら、そこには幼児期に満たされなかった自分がいるのかもしれません。
相手に満たしてもらう部分ではなく、自分の中で満たしてあげる部分なのかもしれない、ということですね。
「投影」とも言いますが、目の前の彼に尋常じゃない不満が爆発するのは、その彼を親代わりにして当時言いたかったことを言っている、という見方もできるのです。
お見合いは人間性を成長させる最高の場
その際は、お見合いで「成長させて」もらいなさい。
人との出会いで、人は磨かれます。
「なんで今、このタイミングでこの人との出会いがあったのかな」
「この人との関係性でどんな気づきがあり、成長ができるだろうか」
「こういう状況になると、こういう気持ちになること前もあったな。繰り返してしまうってなんだろう」
というテーマをもって人と接していくと、飛躍的に精神的な成長をされるんですね。
賢者は「赤子の鳴き声からも学ぶ」と言われています。賢い人は、どんな方も尊重して学ぶ姿勢を忘れません。
結婚したければ、大人におなりなさい
婚活をしているとどうしても目の前の刺激に反応し、振り回されることが多くなります。
相手の不満や不足に目くじら立てたり、自分自身のふがいなさに泣いたりしているうちにあっという間に時間は経ちます。
そういう時こそ、心を落ち着かせて深く深く自分と対話するとよいでしょう。
親から無条件で愛してほしかったとか、人気者のように堂々とふるまいたかったとか、認められたかったとか、男が怖いとか、セックスが怖いとか様々な思い出が巡るし、自分自身の本音も次々見えてきます。
そうすると「本当にしたいこと」がわかり「自分自身がブレない生き方」ができるようになります。
カウンセリングが手っ取り早いんですが、いきなりカウンセリングを受けるのもハードルが高いと思うので、まずは自分の内省の時間を取ることをおすすめします。
【サービス一覧】
半年で結婚する会員コース 単発婚活相談 宿命鑑定(準備中)
【🎁公式LINE 登録3大特典🎁】
失敗しない婚活の方法3STEP
無料プレゼント
【STEP1】結婚できない2つの原因
【STEP2】6か月で短期成婚すべき理由
【STEP3】交際から成婚までの流れとポイント
【石塚あかり プロフィール】
大学卒業後、中学校の教員に。28歳の時失恋→体調不良で退職。
メンタルを崩したことをきっかけに心理学を勉強し、産業カウンセラーの資格を取る。
37歳の時半ばあきらめた婚活を本気で取り組み、39歳で結婚。
「自己肯定感」と「異性の心理理解」がポイントだと気づき、
出会いから婚約まで一貫してサポートできる結婚相談所を開業。
瞬く間に人気の結婚相談所となる。現在、横浜、銀座、小田原の3店舗。
しっかりもの長女体質、マジメでいい人、頑張り屋の恋愛下手に選ばれる。
アラサー・アラフォーの短期成婚が得意。
結婚は人生の一大事。責任をもって取り組みたいから少人数制。