こんにちは。
東京日本橋・横浜の結婚相談所 婚活サロンブーケトス石塚です。
弊社では毎月、1,2組ご成婚が誕生いたします。
多くのご成婚が出る一方、交際終了の場面に立ち会うことももちろんあります。
唐突にお別れを言わねばならない立場になることも、言われる立場になることもあります。
結婚相談所でのお別れの仕方は、カウンセラーから伝えるという方法を取ります。
なぜなら、つい昨日まで、毎日LINEして、毎週デートしていた相手に「もう会いません」と伝えるのは、とても気が重いもの。
しかし、言いにくい、という理由で、ズルズルおつきあいすることは双方のためではありません。
双方にとって一番大事なのは「時間」です。
また、直接別れを言われたた場合は、とても傷つくでしょう。
”別れ慣れ”ていない場合は特に。
「修羅場」とか「別れ話のもつれ」とか、聞いたこともあるでしょう。
人間は調子のいい時は優しく思いやりに溢れている人がほとんどです。
しかし、自分が窮地の場面では、冷静な時にはしない行動、言動をすることもあります。
別れのショックが過ぎると怒りと憎しみが湧いてきます。
しつこく連絡する、物を送る、待ち伏せする・・・ストーカー行為を(本人はその自覚なし)してしまうことも。
まさに『傷のない別れなどない』のです。
ですから、カウンセラーがクッションになります。
会員さんの性格を見極めながら、お別れであることをお伝えいたします。
その時はどれほど、カウンセラーを怒っても、責めても、泣いても、愚痴ってもいいのです。
ただし、もう相手には連絡はとってはいけません。
先日、プロポーズ間近の会員さんに突然交際終了の連絡が来てしまいました。
理由も何も告げず、突然のご連絡でした。
ご本人も非常にショックを受けており、
「わたしには泣き寝入りするしかないんですか?」
と、ご質問がありました。
答えは、Yes.
そうなのです。
どちらかが、交際終了の意思を表示したら、もう相手と連絡を取ることはできません。
相手にとって、きっと「何も言わずに関係を終える方がよい」とのご判断だったのでしょう。
そこに相手なりの苦しみがないわけではありません。
また、一方、結婚相談所のお別れのルールは知りながらも、お付き合いの続いた方ですからご自分できちんと説明したいという考えの方もいます。
別のある会員女性は、男性からお別れのメールを頂きました。
感謝とお詫びの言葉ももちろんありましたが、別れに至る理由も書かれていました。
要は「あなたのココが嫌だった、合わなかった」という内容です。
そんな言葉を受け取った彼女もズタズタに傷ついていました。
立ち直るまでに結構時間がかかりました。
ということで・・・
別れの理由がわかっても、わからなくてもショックなのは同じです。
ただ、わかってほしいのは。
結婚相談所ではすごく嫌いになって別れる、ということはほとんどありません。
いい人だけどどうしても心が進まない、好きだけど結婚ということまで踏み切れない。
そういう気持ちで、お別れをご選択されるのです。
離れていく人は、執着せず手放しましょう。
縁がなかった。それだけです。
別れがつらくて悲しいのは、「相手を愛していたから」ではなく「執着」です。
手に入らなくなるほど、欲しくなる人間の欲望。
執着の原因のほとんどは「思い込み」「勘違い」です。
今のあなたにもう必要ないから、離れていっただけです。
お別れは辛い。
でも、お相手とお付き合いすることで、感じたこと、味わったことがあったはず。
それがあなたの成長になります。
相手に感謝しろ、とか、相手の幸福を願え、まではすぐには無理でしょう。
恨んで、チキショー、バカヤローと言ってOKです。(心でね)
しかし、あなたが本当の運命の相手と出会った時、
「あの時の別れがあったから、今の幸福があるのだ。
かつての私にはなかった視点を持てた。
だから今の相手の良さに気づけたんだ!」
と必ず感じます。
必ず。
執着を手放して、空っぽになったところに、新しい出会いが入ってきます。
必ず。
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