ファーストコールのお作法を押さえよう
お見合い後、交際成立後の初アプローチ「ファーストコール」について説明します。
このファーストコールで盛り上がって結婚を意識した、というカップルもいますよ。
案外大事なこのアクションですが、お見合いより、この『ファーストコール』がいちばん緊張してしまうという方も多いです。
しっかりマナーを押さえてファーストコールを成功させましょう。
1.ファーストコールとは
交際成立後、男性から女性にご挨拶のお電話を一本入れて頂きます。これがファーストコールです。
ここから相談所を介さず、直接お相手とコンタクトが取れるようになります。
ファーストコールはいつするの?
お見合い後、双方が交際希望かどうかのお返事を相談所にします。お返事を相談所を通じてご連絡し、お互いが交際希望でしたら、プレ交際(仮交際)に進みます。
早ければ当日中、遅くとも翌日の夜までには交際が成立したか否かがわかります。
交際が成立しますと、相談所がフルネームと携帯電話の番号を相手にお伝えします。
そして、交際成立が判明した日の当日、もしくは翌日に、男性が女性にファーストコールをしていただきます。
お時間帯としては、お夕食後、ほっと一息ついておられるだろう夜20時~22時にされることが多いです。21時前後が一番無難ですね。
ファーストコールは何で電話?メールじゃだめ?
相手の都合お構いなしにベルを鳴らしてしまう「電話」は時代と共に迷惑なツールになってきて、メールやLINEの発展に伴い電話を使う人は激減しています。
実際、当相談所へのお問い合わせも99%、スマホからお問い合わせフォームでお問い合わせしてくださいます。
とはいえ、電話の良さは、直接、声を伝えられることです。
声にはパワーがあり、感謝の気持ちや、温かさを載せて相手に伝えることができますから、相手に安心感を与えることができます。
今日、初めて会って、1時間くらいお茶した人とまた会うことは嬉しい反面、緊張も大きなものです。
相手はどれくらいのテンションなのかな。交際初期は誰もが不安でです。
やはりメールやLINEのテキスト送信だけでは、相手が今どんなムードなのかわかりませんから、よけい心配になってしまいますね。
声に優しさ、温かさを乗せるつもりでお話しましょう。
また、「メール」や「SMS」「LINE」では、そもそも受信の設定がうまく行かなかったり、ID交換ができないというケースもあります。
ごくまれですが、無料のGmail、Yahoo!メールは、メール自体消えてしまうこともあります。
送ったつもりでも相手が受け取っていない、というトラブルを防ぐため、『必ず相手に連絡がつく』電話でのご挨拶をお願いしています。
電話できない、電話に出られない時は
今日は電話できないけれど、明日はできる場合
シフト制の方や残業や外出などで、当日にお電話できないタイミングもあります。それであれば、翌日の夜にお電話されてください。
また、お見合い当日は相談所の営業時間もありますので相手が連絡先を受け取っていない場合もあります。
交際成立当日22時頃までにお電話がなければ、翌日夜のお電話になるかと思いますのでお待ちください。
翌日もなければ、相談所にご連絡して、確認をとってください。
あらかじめ電話を受けられないことがわかっているケース
その場合は、相談所に「今日は電話に出られないから明日以降にしてほしい」とご伝言をお伝えすることもできます。
もちろん連絡先交換後、当人同士でSMSでご連絡してもOKです。
留守の場合、男性はメッセージを残そう
男性は、ファーストコールをしたときに相手が不在でしたら、留守番電話にメッセージを残しましょう。
くれぐれも「顔が見えない、声だけで判断される」と意識して、明るくハキハキ、顔も笑顔でお話しましょう。
「本日お見合いさせていただいた〇〇です。今日はありがとうございました。また〇時頃、お電話させていただきます。失礼します」という程度でいいでしょう。
何度も着信を残すと怖いと思われますので、お電話は1回+留守電メッセージにして、翌日またお電話しましょう。
女性は、折り返しお電話しよう
女性は、ファーストコールを頂いた時に、不在にしていたら、22時くらいまでであれば折り返しをお願いします。
22時を過ぎてしまう場合、SMSで一言不在のお詫びと、いつなら電話できるということをお伝えすると親切ですね。
なんのリアクションもないままですと、男性も「電話番号あってるかな?」と心配にもなりますので、必ずリアクションはお願いいたします。
IBJシステムなら「安心トーク」も活用
アプリ内の「安心トーク」からメッセージを送ることもできます。
SMSは受信不可設定になっている場合もありますので、メッセージを送っても何の反応もないという時など活用されてみてください。
ファーストコールは何を話したらいいの?何分くらい?
ファーストコールの目的は二つ、「今後の連絡の取り方・頻度」と「次回の予定を決めること」です。
だいたい、10分前後で切り上げましょう。
1.最初はお礼から
まず、お見合いのお礼、そしてまた会えてうれしいですということを伝えましょう。明るくハキハキ。ぼそぼそと暗い声で話さないように。
「こんばんは、〇〇です。今、お時間よろしいでしょうか?」
「今日はお見合いありがとうございました。すごくお話楽しかったので、またお会いできることになって嬉しいです。」
2.今後の連絡の取り方・頻度
次に、「今後の連絡の取り方」を決めましょう。ほぼ100%の方がLINEを交換されます。SMSで招待を送ることもできます。
「これからのご連絡ですが、LINEで大丈夫でしょうか?」と聞いてみましょう。
そして「連絡頻度」についても確認を。
「用件のみ」「3日に1回程度」「1日1回程度」「1日10往復以上」と、交際相手との連絡頻度は好みが分かれます。
女性は連絡頻度=愛情と解釈します。
自分は毎日連絡が欲しいのに、男性が「用件のみ」のタイプだと不安が増大してもんもん過ごすことになります。
ですから、最初に女性は自分の希望をしっかり伝えましょう。
「LINEされるほうですか?1日1回くらい、LINE送ってもいいですか?」
「帰宅が遅いので、当日返信できない時もありますが、気にしないで送ってくださいね」など
また、先ほどのIBJアプリの「安心トーク」も利用することができます。LINEの交換がうまくいかない人は利用されてみてください。
3.次に会う予定、日程とだいたいの場所
最後に、「次に会う予定」、日にちと時間、だいたいの場所を決めましょう。内容は、お茶か食事のみです。
ここで、「じゃあ、日程は追々LINEで相談しましょう」として決めずにいると、「いつにしますか、どうしますか、なにしますか」とダラダラと時間が経つことになります。
仕事と複数交際をしている忙しい社会人にとって、ちまちましたLINEは時間のロス。保留中の予定をいかに早くFIXさせていくかが婚活スケジューリングの肝です。
(ここでたいてい、お見合いを申込すぎている人、お見合いや交際人数が多すぎる人が予定を合わせられずせっかくのご縁を台無しにしていきます)
相手から「まだ予定が立たない」と言われたら仕方ありませんが、初デートは10日以内の約束を取り付けられるようにしましょう。
男性は「来週、土日はどちらかご都合よいですか?〇〇さんは、横浜でしたよね。では横浜でランチでいかがでしょうか。何かお嫌いなものとか、食べたいものとかありますか?じゃ、いくつかお店探してみますね。」
という流れでお話してみましょう。(好きな食べ物や好みもお見合いで探っておくと話しやすい)
緊張しやすい人は、電話の前に話す内容をメモしておくといいですね。
4.雑談タイム、締めのご挨拶
目的が済んだら雑談タイム。軽く会話を楽しまれる方もいます。
ただ、基本的には、ご交際のご挨拶のみですので、雑談も無理にする必要なく、通話時間は10分程度でOKだと思います。
「また会えてうれしい」というウキウキした気持ち、楽しい気持ちを乗せて、電話を切る前にご挨拶を。
「お忙しいところ、ありがとうございました。」
「失礼します」
「どうもありがとうございました。」
「よろしくお願いします。」
「おやすみなさい」
などの挨拶で締めくくりましょう。
電話はかけた側が先に切る方がマナーですので、男性から切って問題ありません。
ファーストコールのトラブル集
ごくまれですが、トラブルもあります。
No1「非常識な時間帯に電話が来た」
夜の11時以降or早朝7時前
夜の11時、12時などに電話する。(恋人ならまだしも、出会ったばかりの人には失礼に)
また、早朝6時、7時に電話する。(本人は活動時間でも、寝ている人もいる時間帯)
夜8時~10時、9時前後が一番よいでしょう。
連絡先公開直後・土日の日中の時間帯
また、連絡先公開直後、すぐに電話することも避けましょう。土日の日中の時間帯は他の方とお見合いしている場合もあります。
プレ交際中は、他の方ともお会いしていると当然考えた方がよいです。もし他の男性と一緒にいるときに、別の男性から電話が鳴り続けたら女性に気まずい想いをさせてしまいますね。
No2、「電話じゃなかった」
SMSやLINEで最初からテキストのみだったこと。
やはり、「電話」がルールですので、『ルール違反する人』と受け止められますと、不信感を持たれてしまいます。
ご自宅でどうしても異性からの電話は受けづらい、残業や夜勤で難しいということでしたら、あらかじめ相談所を通じてか、ご自身で、SMSで連絡すると承諾をもらってからがよいでしょう。
No3「ボソボソと話す。聞き取りづらい」
電話では電波がクリアな場合だけではありません。あまり音声がよくない時に、発声もよくないとかなり聞き取りづらくなってしまいます。
事務職や営業職で「お電話ありがとうございます!」とハキハキ話した経験のある人と、ない人の差かもしれません。
自分最大級に、ハキハキ話すということを意識してお話してみましょう。
ファーストコールで幻滅!
お見合いで好感触で別れたのに、ファーストコールちょっとの思いやりのなさで幻滅されてしまい、初デート前にかなりお相手のテンションが下がってそう・・・
そんなことにならないように、注意していきたいですね。
ファーストコールの成功例
当社の成婚者の女性会員さまのお話です。
ファーストコールで雑談で意気投合して2時間も話し合い、初デートで真剣交際に進んだカップルもいました。
男性様は、女性から折り返しの電話があったのは初めてだったそうで、そこに大変好印象を持ってくださったそうです。
「石塚さんから不在時は折り返すよう言われていたので、それが当然と思って折り返しただけなんですが、喜んでもらえて・・・」とご本人もビックリ。
マナーや約束を守ることは最大の思いやりであり、信頼の証ですよね。
ファーストコールを成功させて、いい交際をスタートさせよう
お見合い時に大変印象がよく、ファーストコールもウキウキで迎える人が半数。
残りの半数は「まだよくわからないからとりあえずOKした」という程度の温度感です。
でも実は、「まだよくわからないから」のタイプの人の方が、最初の期待感がない分、どんどん良いところが積み上がり、ご成婚につながることが多いのですよ。
相手に結婚を決意させるには、何段階も信頼を積み重ねていく必要があります。
その最初のステップのファーストコール。短い時間ですが、電話を切った後、ちょっとにっこりできるような思いやりのある時間にして、良いスタートを切りましょう。
検索No1「ファーストコール 婚活」の記事をお読みいただきありがとうございました。
その後の女性との交際ステップについては、メルマガでもお伝えしています。
【サービス一覧】
半年で結婚する会員コース 単発婚活相談 宿命鑑定(準備中)
【🎁公式LINE 登録3大特典🎁】
失敗しない婚活の方法3STEP
無料プレゼント
【STEP1】結婚できない2つの原因
【STEP2】6か月で短期成婚すべき理由
【STEP3】交際から成婚までの流れとポイント
【石塚あかり プロフィール】
大学卒業後、中学校の教員に。28歳の時失恋→体調不良で退職。
メンタルを崩したことをきっかけに心理学を勉強し、産業カウンセラーの資格を取る。
37歳の時半ばあきらめた婚活を本気で取り組み、39歳で結婚。
「自己肯定感」と「異性の心理理解」がポイントだと気づき、
出会いから婚約まで一貫してサポートできる結婚相談所を開業。
瞬く間に人気の結婚相談所となる。現在、横浜、銀座、小田原の3店舗。
しっかりもの長女体質、マジメでいい人、頑張り屋の恋愛下手に選ばれる。
アラサー・アラフォーの短期成婚が得意。
結婚は人生の一大事。責任をもって取り組みたいから少人数制。