銀座・横浜・小田原の結婚相談所 婚活サロンブーケトス石塚です。
こんにちは。
結婚相談所での交際でお断り理由で断トツ多いのが「気遣いができない人だった」というもの。
慣れ親しんだ家族、友人、会社では気遣いできなくても大目に見てもらえますが、婚活はそうはいきません。
マナー、礼儀、そして気遣いについて一緒に勉強していきましょう。
今日はお礼についてです。
「お礼は3回」のルールを知っていますか?
私は20代の時、友人に3回もお礼を言ってもらってびっくりしたことがあります。
それは飲み友達のA子ちゃん。
1回目は、飲み会が終わって解散するとき。
「あかりちゃん、今日は来てくれてありがとうね!」。
2回目はその日、家についてからメール。
「無事に家につきました。今日は楽しい時間をありがとう!」
3回目は、翌日A子ちゃんから電話がかかってきました。
「あかりちゃん、昨日はありがとうね。また行こうね」
わー、なんて丁寧な子なんだろう、と私は彼女が大好きになりました。もちろん、彼女と接した人はA子ちゃんが大好き!
誰もが友達になりたいと思い、いつもみんなの中心にいる女性でした。
聞くと、A子ちゃんは茶道を長年習っていて、茶道のお師匠様から「お礼は3回お伝えしなさい」と教えられて実践しているとのことです。
「お礼3回」は人間関係をよくするルール。
それは「なにかしてあげた側」と「してもらった側」の意識の差があるからです。
「してあげた側」はしっかり覚えていて、「してもらった側」は残念ながらあっさり忘れてしまいがち。お礼を言ったから終わり、で意識から外れてしまうんですね。
(1)その場で「ありがとう」と言ってくれる。それは、人として当然。
(2)その日のメールで、「ありがとう」と言ってくれる。丁寧な人だな、喜んでもらえたんだなと嬉しい。
(3)翌日や次回会ったとき、「先日はありがとうございました。」と言ってくれる。
そんな大したことしてないのに、こんなにお礼を言ってくれるなんて、うれしい。また会いたい。また何かしてあげたい。
こうして、(1)から(3)まで丁寧に行える人は、人から愛され応援してもらう人になります。
婚活では「いい人いるから紹介してあげたい」と思われる人になり、「飲み会に来て」と引っ張りだこで、出会いのチャンスも事欠かないでしょうね。
また、婚活シーンでは「ご家族でどうぞ」とお土産物をいただくこともあるでしょう。
家族に交際相手がいることを、伝えた伝えていないにかかわらず、下さった人には
「お土産ありがとうございました。家族も喜んでいました」と必ずお伝えするのがマナーですね。
贈った側は「ご家族は喜んでいたかしら?チョイスはよかったかしら?」と気にされていますから。
少し前の話ですが、成婚会員さんのお話です。
婚活写真を撮った写真スタジオさんに別の方の写真撮影用でお伺いしたときに、
「そうそう、〇月に写真を撮ってもらったB子さん、おかげさまで成婚しました。いいお写真をありがとうございます」
とお礼を伝えましたところ、
「B子さんですね。実は私たちにもメールでご報告くださったんですよ」とのこと。
まあ!なんてできる子!と感心してしまいました。
ご縁を実らせることができたのは、たくさんの方々のお力のおかげ。そのお気持ちを伝えられたのですね。
心の中で、「いい写真のおかげだな」と思う人は多いと思います。でも、自分の心の中で思うのと、言葉にして相手に伝えるのと、0と100くらい違いますね。
お礼は遠慮なく伝えていきましょう。